2014年09月19日(金) |
覆面6 Bブロック推理経過 その1 |
覆面作家企画6、続いてBブロックの推理、行きます! Bブロック、私が大好きな異世界ファンタジーがいっぱいで、ウキウキです。 16日頃からぼちぼちとりかかってたので、日を追って経過を書いていきますね。
一日目(9/16) 家ではAブロックの推理中ですが、並行して、職場の休憩時間に、KindleでBブロック作品を読み始めてました。 この段階では、このブロックに誰が居るのかさえ、まだあまり頭に入っていなくて、推理のことは考えず、普通に楽しんでさらっと一読するつもりでした。
……が。このブロックには、長いお付き合いのゆめのさんがいて、しかも超ひさびさの新作とあって、楽しみでしかたなく、読みながら、自然と、(ゆめのさんのはどれかな〜♪)というモードになってしまいます。
前回までは、私、まず全ブロックの作品を一読してから推理にとりかかっていたのですが、今回はKindleを手に入れて、読むだけなら職場の昼休みに読めるようになったので、家での推理時間をなるべく長く確保すべく、1ブロックの推理と並行して次のブロックを職場で読みはじめるという形にしています。
なので、自分がまだ推理してないブロック=まだ読んでないブロックということになり、ツイッターでみんなが他のブロックの推理について話をしていても、どうせ話が見えないのであんまりちゃんと読まないし、たまたま目に入っても、特にタイトルを出さずに番号で話をしている時など、どの作品の話かわからないので印象に残らず、そのまま忘れてしまいます(^^ゞ
でも、ゆめのさんについては、共通のお知り合いたちが、たまたま作品名を出してあれこれ予想をしてたので、候補として挙がったタイトルを幾つかうろ覚えしていました。
で、次々読んでいくうちに、ゆめのさんではないかと取りざたされていた作品を通り過ぎるわけですが……あれ? ゆめのさんの匂いがしないぞ?
いかにもゆめのさんが書きそうな題材・傾向の異世界ファンタジーがいっぱいあるのに、どれからも、まったく、ゆめのさんの匂いがしない気が……。どういうこと? どれも、何か、風合いが違う気がするのです。 前に他の作品の推理の時も出したたとえだけど、似たデザインで同じ色の絹のブラウスと綿のブラウスみたいな(念のため、別に絹のほうが上等とか、そういうわけではありません(笑))。
そう思いながら、08『クルーム・ルージュは屍に帰す』まで来て、やっと、私のゆめのさんセンサーが、ぴくっと反応しました。 くんくん、くんくん、ゆめのさんの匂いがしてきたぞ……。
一日目に読めたのは、08の途中まで。 この段階で、私のゆめのさん候補は08です。 でも、まだ全部読んでないので、もし、これでなければ、全く別ジャンルの作品とかコメディ作品ではないかと予想してました。 なぜなら、ゆめのさんに現代ものとか和物を書かれたら分からないかもしれないけど(前にそれで騙されたことがある(T-T))、ご自分のメインジャンルであるシリアス寄りの西洋異世界ファンタジーを書いて手触りだけを変えるというのは、全く違うジャンルを書くよりかえって難しいだろうし、そもそも、変えようと思わないのではないのではないかと……。
二日目(17日)。 Bブロックをひと通り読み終わり、やっぱりゆめのさんは08だろうと思いを新たにします。 でも、やはりゆめのさんとの付き合いの長いみんなが、ツイッターで他の作品を予想するのを見ていたので、迷いが残ります……。
ツイッターですずのさんと話し合ったり(笑)、お仲間の皆さんの過去ツイートをさかのぼって候補作品を確認。 さらに、覆面探偵さんのBブロック推理をゆめのさんのとこだけカンニング(^^ゞ
ゆめのさん候補としてタイトルが上がってるのは、主に、04サンシャーラ、06闇盗人、08クルーム・ルージュで、私の回りでは06説が優勢っぽい? 覆面探偵さんの推理も、06です。 う〜ん、そうかあ……。
私的にも、04サンシャーラはナシだと思いますが、06闇盗人は、言われてみればアリかな、とは思います。
ちなみになんでサンシャーラはナシかというと、作風全体もありますが、まず、『サンシャーラ』というネーミング。 ゆめのさんの看板連載作品『天空の翼』に、『シャンシーラ』という花が出てきて、何度も印象的に使われて作品を彩っているのです。 そんな重要な役割を果たしている花と、そんなによく似た名前を別のものに付けるでしょうか。
でも、06は、みんなが言うならアリかもと思ったので、もう一度、今度はあえて「これはゆめのさんかもしれないぞ」という先入観を持って、06を読み返してみました。 ……が、やっぱり、私には、あんまりゆめのさんのような気がしませんでした。
たしかに、漢字の開き方的には、これが一番近いような気もしますが、でも、普段のゆめのさんほど漢字を開いてる作品は、06、08を含めてブロック中に一つもないので、さすがにそこは、内容関係なく漢字の開き具合だけで一目で当てられては寂しいだろうから、覆面とまではいかなくてもよそ行きメイク程度に修正してきてて、あまり関係なくなってるんじゃないかと……。
なんで06がゆめのさんっぽくないと思うかというと、とにかくゆめのさんの匂いがしないというか、手触りが違うというか、つまり単なるフィーリングなのですが、あえて言葉にすれば、ゆめのさんにしては文章が説明的で、明晰すぎる気がするんです。 ゆめのさんの文章は、もっと感覚的で茫洋としてて、いろんなことを言葉で直接説明することが、とても少ない気がします。
なので、やっぱり私は、ゆめのさんは第一印象通りの08で! ここまで言って外してたら切腹ものですが、ゆめのさんは優しいので、土下座だけで許してくれるでしょう! 土下座の用意なら常にできている!(笑)
そして三日目(18日)。
本格的に推理にとりかかるべく、掲示板から意気込みテンプレに飛び、そこから作者さんたちのサイトをチェック。 私好みの作品だらけのブロックとあって、意気込みで挙げられている好きな作家や作品が私とかぶりまくりで、ドキワクします。
中でも特に好きな作家や作品が被ってたのがenuさんで、期待しつつサイトに飛んでみたら、案の定、enuさんの作品も、とっても好みの予感! で、うきうきしつつ、作品を幾つか読ませて頂いて、やっぱり好み!と喜びつつ、ふと気が付くと、とても目立つ、形式的な特徴が……。 !や?の後にスペースを入れてない!
これは、サイトではやっていても、提出作品では、フェイクとまでは行かないよそ行き作法として直してくる人が多いので、あてにはならないのですが、enuさん初参加のようですし、もし提出作品でこれをやっているのがあれば検討材料にしてもいいかもしれない……と思い立ち、テンプレチェックの途中で推理に寄り道。 次々に作品を開いていくと、10がそうでした。
だからといってフェイクかもしれないし、他にもそういう人がいるのかもしれないのですが、10を読み返してみたら、文章的に、あたっているような……? テンプレで紹介されてた新作の中に、部分的に似たノリのがあったし、漢字の変換具合も似てるっぽいし。 もしかして、いきなりビンゴなんじゃない?
……この間、約3分(笑)
でも、それじゃあんまり雑すぎるので、何か特徴的な漢字変換は……あ、あった。最後の『別のお話しである。』 これは、『話』とする人が多いはずです。 同じ決まり文句で締めている01も、『別の話とある』と書いてます。 で、enuさんのサイトを探してみたら、ありました、『話し』! それから、――の前に字下げをしてないところがあるのも、共通してました。
ここで出勤時間となり、帰りは夜遅くなったので、三日目はここまでで終了。 職場で休み時間に、今度は作者の顔ぶれを頭に入れてBブロックにもう一度軽く目を通し、何人か、第一印象で当てはめてみました。
四日目の今日は、この日記を書いてるだけで出勤時間になってしまいました(^^ゞ ほんのちょっとだけ推理をしたのは、enuさんの更なる裏付け。 掌、気付くなど、漢字変換もあっているので、もう、enuさんはここで確定してしまおうと思います。 メタネタ有りのコメディだけど、地の文は本格ファンタジーでもイケる感じで、違和感ないです。
夜は遅いので、この日記を見なおしてUPして終わりかな。 ここ数日、忙しい日が続くので、このブロックも、推理は毎日ほんの少〜しづつの長逗留になりそうです。
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