時々管理日誌
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2010年10月25日(月) 洗面所喫茶とカピバラさん

先日、家族で千葉市動物公園へ行ってきました。
高三と中三の男の子が親と一緒に動物園って、普通、あんまり行かないと思うんですが(^^;)

もとはといえば、私が、まだ一度もカピバラを生で見たことがないので見たい見たいと前々から言っていたところ、夫が、近場では千葉市動物公園にいるらしいと調べてくれて、連れて行ってくれることになったのです。
千葉市動物公園には、子どもが小さい頃に何度か行ったことがあるのですが、その頃はカピバラ、いなかったと思うんですけど……。

で、大人だけなら平日に休みとって行こうと思ったんだけど、念のために子供たちに一緒に来たいか聞いてみてたら、上の子は以前家族で行ったときに見たフクロテナガザルがもう一度見たい、下の子は小学校の遠足で見たアルマジロがもう一度見たいと言うので、頑張って日曜日に休みを取って、家族で行くことに。

実は、去年から義母が入退院を繰り返していて、休みごとに見舞いや介護に通ったり、常に病状の急変に備えてなくちゃいけなかったりで、春休みも夏休みも春・秋の連休も、ずっと子どもをどこへも連れてってやれなかったのです。
なので、久しぶりの家族レジャーです(^^)

私のお目当ては、憧れのカピバラさんと、8月に生まれて9月から公開されたばかりのコツメカワウソの赤ちゃんです。
もちろん、CMで人気者になったレッサーパンダの風太君とその子供たちも見たい!

動物園は、とにかくなるべく朝早く行くのがコツです。
朝の方が、動物が起きて活動してるから。
昼になると寝ちゃいます。
というわけで、開園を待って、朝イチで入場。

そうしたら、やっぱり、朝イチで来て大正解でした!
空いてるし、カワウソもレッサーパンダも、他の小動物たちもみんな活発に動きまわってるし。
コツメカワウソの赤ちゃんが四匹、元気にじゃれ合ってて、かわいいのなんの!!
しかも、コツメカワウソは大人も赤ちゃんと同じくらいかわいいんです。

昼ごろまでいて、帰り際にもう一度見ましたが、その時には、カワウソはすっかり寝てたし、レッサーパンダも、朝ほど動いてなかったです。

カピバラは、たぶん朝だろうと昼だろうと関係なく、のったりしていました(^^;)
はじめて生で見るカピバラは、可愛いというより、とにかく何かヘン……(^^;)
ブサイクで、な〜んかしみじみと可笑しい……。
しかも、一匹、鼻に怪我でもしたのか、何か、鼻水垂らしてるみたいな顔になってて、ますます可笑しかったです。

あと、動物科学館の屋内展示で、コウモリの食事シーンが見られたのがラッキー!
床に、見た目「バナナ粥かな?」という感じのシチュー状の餌の入った皿が置いてあって、そこに羽を広げてばさっと覆い被さっては、一口咥えて、岩に舞い戻ってくのです。
その際、翼の端っこが餌の中に突っ込んだりしていたのですが、あれは、あとでちゃんと毛づくろいするのでしょうか?
絶対、翼に汚れがついちゃってたんだけど。
気になったけど、さすがにそれを見届けるまでコウモリの前にいるわけにもいかず(^^;)

息子のお目当て、フクロテナガザルは、以前家族で行ったときに、たしかにものすごく面白かったので、それ以来ずっと、もう一度見たいねとみんなで言い続けていたのです。
喉の袋を膨らませて、ものすごい大きな声で鳴きながら、ミニジェットコースターの線路みたいな細いレールの上を走りまわったりぶら下がったり宙返りしたりの、スピード感あふれる派手なスーパアクションを見せてくれるのです。
とにかく驚異のアクションなのです。
そのアクションと特徴のある声も含めて、あんまり面白かったので、その後、息子たちの間でずいぶん長い間、フクロテナガザルの鳴きまねが流行っていたくらいです。

でも、今回は、運悪く、遊ばずにじっとしているだけ。
ものすご〜く大きな声で鳴くので、鳴けば園内中に聞こえるのですが、開演前に一度声を聞いて以来、全く鳴いていないようでした。
(もしかして今回はあれが見られないのかなあ、あの時と同じ猿だとしたら当時は若かったから活発に遊んでたけど、もう年だから落ち着いちゃったのかなあ……)と残念に思っていたら、これは内緒だけど、息子が、周囲にあまり人がいないのをいいことに、こっそり鳴きまねして猿を挑発!

そういえば、前に来た時も、猿がひとしきりアクションを終えておとなしくなったときに、まだ小さかった息子たちが面白がって鳴きまねで呼びかけたら、呼びかけに応えてまた鳴き始め、引き続きアクションもまた見せてくれるというのを、なんども繰り返したのでした。
これはいけるかも!?

そしたら、期待通り、一匹の猿が、呼びかけに気づいて自分の喉袋を膨らませ、鳴き始めました!
それにつられて、もう一匹も鳴き始め、向い合って喉をふくらませながらセッションの始まり。
鳴き始めさえすれば、だいたいアクションもセットで始まります。
どうやら一匹は本当にお年をめしてしまったらしく、もっぱら鳴き声(しかも、メインボーカルは相棒に任せて、まばらな間の手担当)だけで、アクションはみせてくれませんでしたが、最初の一匹が、かなりいいアクションを披露してくれました。
息子、猿の鳴きまね上手すぎ(^^ゞ

そのうち、園内いっぱいに響き渡るセッションを聞きつけて、最初はほとんど人がいなかったフクロテナガザル舎の前に、観客がぞくぞくと集まってきました。
その頃には、息子の鳴きまねをきっかけに始まった一連のショーは終わりかけていたのですが、こんなに人が集まってきては、もう、恥ずかしいから鳴きまねは出来ません。
(みんなが今日、これを見られたのは、実はうちの息子のおかげなんですよ!)と、こっそり満足しつつ、知らんぷりでそっと立ち去りました。

それと、今回、もう一つの見所は、『動物科学館』内にあった、ヘンな案内板。
この日記、写真が載せられないのでお見せできないんですが、『洗面所喫茶』という表示が……(^^;)
単に、左に洗面所、正面に喫茶コーナーがあるというだけなのですが、『洗面所』と『喫茶』の文字の間にスペースが全くないので、何か、執事喫茶とかメイド喫茶とかの仲間の、謎のテーマパーク風喫茶店を想像してしまいました(^^;)

そんなわけで、ずっといろんなことでバタバタしてたけど、やっと少し落ち着いたところで、ひさびさにリフレッシュしました(^^)


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