2010年07月28日(水) |
本日の更新&サイト9周年の弁 |
『<森の民>の物語4・夏告げ鳥の頃』アップしました。 <森の民>シリーズの、短いエピローグです。 これで『<森の民>の物語』シリーズ、そして連作短編集『森と荒地の物語』完結です。 それ自体はどうってことない短いポエムみたいなものだし、何も起こらない地味〜な話だけど、シリーズの完結編だと思えば、それなりにサイト9周年の記念更新に相応しい……と言えなくもない、ですよね! 少なくとも、記念日当日に更新しただけでも、ここ数年としてはマシなほうです(^^ゞ 今、過去日記を調べてみたら、一昨年なんか、記念日当日は、パソコン壊れてネット落ち中でしたもん……(^^;)
というわけで、おかげさまでサイト9周年です。 『おかげさまで』というのは決まり文句ではありますが、この場合、この言葉には、単なる決まり文句を超えた心からの実感がこもってます。 しょっちゅう日記などに書いてることだけど、私、小説自体は誰も読む人がいなくても細々と書き続けてただろうと思いますが(でも、今よりもっと細々だったと思うけど)、これまでサイトを続けてきたのは、少数だろうとなんだろうとサイトに来てくれて作品を読んでくれる人がいて、たまには反応をくれる人もいたおかげだと思うのです。 なので、本気で言ってます。 このサイトが9年間続いてこれたのは、来てくれる方、読んでくれる方、反応くれる方、みなさまのおかげです! ありがとうございます。 今後も引き続きこんな感じの、のんびりマイペースな楽隠居サイトの予定ですが、まだまだ続けていくつもりですので、もしよかったら、これからもよろしくおねがいしますm(__)m こちらの活動ペース的に考えて、読む方も、一年に一度でものぞきに来てくだされば十分だと思いますので……(^^;)
これも前々から何度も書いていることですが、うちのサイトは、初期の、更新がそれなりに早かった頃から、『月に一度来てくれる方はみんな常連さん』という方針でやってきました。 頻繁に来られない人でも全部の更新が簡単に追えるように、トップページの更新履歴は、更新が早かった頃でも常に最低一ヶ月分、更新ペースが落ちてからは三ヶ月分くらいは残し、それ以前の更新履歴もサイト開設以来ずっと残して、トップページの更新履歴の下からリンクして、ワンクリックで見られるようにしてあります。 期間限定アップは基本的にやらず、一度アップしたものは、まず下げません。 エイプリルフールページでさえ、跡地を残して更新履歴から飛べるようにしてあります。 期間限定の企画をやったことはありますが(キリバン御礼企画とかアンケートとか)、その場合は、終わったあとも企画ページを残しておいて、後から来た人もその全貌を眺められるようにしておきます。 『イルファーラン観光ツアー』なんか、未だに、参加者募集ページまで(もちろん募集終了を明記して)残してあります(^^ゞ もしかして、当時の参加者のみなさん、未だに自分の名前が晒されてて恥ずかしいとか思ってないかなあ。ちょっと心配。 それ以前に、何しろ昔のものなので、もうネットにいない人も多いですが。
これらすべて、『忙しかったりで頻繁には通えない人も、気が向いたときにときどき来ればいつも常連気分でいられるサイト』を目指してのことです。 まめに通ってないと置いてかれちゃうサイトじゃなく、いつでも時間があるときにふらっと立ち寄れば、お久しぶりでも常連気分で落ち着けるようなサイトでいたかったのです。 ひさしぶりで顔を出しても昨日も来たみたいに迎えてくれて、いつもの席に座ればいつものメニューが出てくる馴染みの喫茶店みたいな。
そして、こちらの更新頻度が下がるにつれて、『月に一度来てくれる人は常連さん』は『三〜四ヶ月に一度来てくれる人は〜』な感じになり、『半年に一度〜』になり、今では、私としては『年に一度来てくれる人は上得意様』な気分です。 来てくれてる人のほうも、そう感じてくれているとうれしいなと思います。
最近では、更新が少ないので当然とはいえ、サイトに反応を貰うこともめっきり減りましたが(そんな中で、拍手やコメントくださる方、ありがとうございます!)、きっと、私が姿を見てないだけで、今でもそういう『年に一度の常連さん』――しかも、その中には、たぶん、このサイトが活発だった頃から長く通ってくださってる方も――が、ちらりほらりと立ち寄り続けてくれていると信じています。 言葉を交わしたことはなくても、名前は知らなくても、私の心の中では、親しい常連さんです。
そんな姿なき常連のみなさん、うちのサイトは、これからも、年に一度どころか、たぶん二年に一度でも常連気分でいられる(つまり、一年ぶりに来てもたいして変化のない(^^ゞ)のんびりサイトとして続いていく予定ですので、そして、ジオシティがサービス停止とか大幅値上げでもしない限り(笑)この場所で続ける予定ですので、どうぞ、これからも、気が向いたときにふらりと立ち寄ってくださいね。 さらに気が向いたら、何か一言、声をかけてくれると(『実は常連』カミングアウトとか)、とっても嬉しいですv そうすれば、その瞬間から、『姿なき常連さん』から『目に見える常連さん』に、さらに捨てハンでも記名してくれれば『名前のある常連さん』に大変身です!(笑)
もちろん、今日初めて来た人も、最近ここを知って今日で数回目という人も、嬉しい、ありがたいお客様です。 もしサイトが気に入ったら、ブックマークに入れて、一年後くらいにまた来てみてくださいね。 『いつも変わらずに同じ場所にある』という以外に大したとりえもない隠居サイトですが、ブックマークに入れてくれた瞬間から、あなたも常連さんですから。
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