時々管理日誌
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2009年05月13日(水) 鍾乳洞に行ってきた・2

昨日の続きです。
最後の方、いったん出口の前を通り過ぎて、さらに先へと順路が続いていたんですが、順路表示に沿って階段を降りると、なんと、その先が完全に水没していました。
濁った水の上を掠めるように、コウモリがしきりに飛び交っています。
当日は快晴だったんですが、3日前まで何日も雨が降り続いていたせいでしょうか。
出かける前、長靴を持っていこうか迷ったんですが、天気もいいし、荷物になるからと置いてきてしまったのが悔やまれます。
でも、見れば、向こう岸の手前になぜか置いてあった椅子が座面まで水没していたので、長靴程度じゃどうせ渡れなかったでしょう。
入水鍾乳洞みたいに最初から水中歩行前提で張り切って着替えを持参してたら、膝まで水に浸かって歩いてもよかったけど、今回は、そういうところだと思ってなかったから……。

で、諦めて引き返そうとした時、上の息子が、階段の下に細長い板が積んであるのを発見。
どうやら、低い足がついた踏み台のようです。
きっと、そこはいつも水が出るところで、そういうときに渡し板に使うために置いてあるのでしょう。
でも、今日は、水深が深すぎて、あの板ではとても間に合わないから、仕舞ったままになっていたのでしょう。

でも、階段の下からは二方向に通路が延びていて、正面は深い水の向こうだけど、もう一箇所、階段の横手から伸びている通路までは、距離も短く、水も浅いのです。

そこで、息子が階段の下から板を引っ張り出し、そっちの通路に向けて渡してみました。
手前の方は水深が深く、上に乗ると板が水没するけど、先の方はもう浅くなっているので大丈夫。
手前の、板が沈む場所に乗る時は、なるべく階段の手すりにつかまって体重をかけないように工夫して通れば、ちょっと靴が濡れる程度で済みそうです。

というわけで、息子の働きを褒め称えつつ、一人ずつ板を渡って横手の穴へ。
そこには、風穴(?)という、外が見える天井の穴があって、なかなか面白い光景で、苦労して渡った甲斐がありました!

ところで、コウモリは、なんであんなにやたらと水面を飛び交っていたのかなあ。
ず〜っと、ヒラヒラと行ったり来たりしてたんですけど。

あと、結局行かれなかった正面の穴は、どこに続いていたのかなあ。
非常に入り組んだ洞窟で、順路も一直線ではなく、うねうねと行きつ戻りつして進む感じになっていたので、単に、違う道をたどって出口に戻るだけだったのかもしれません。

というわけで、見えるけど辿り着けなかった対岸に心を残しつつ、元の階段を戻り、出口に辿り着きました。
楽しい洞窟探検が終わっちゃったのは寂しいけど、ここは、出口からの景色がまた素晴らしい!
いきなり、ものすご〜い深山幽谷の雰囲気。山また山。山と空しか見えません。
清々しい空気、鳥の声、だ〜れもいない山間の静かな谷間。
心が洗われるような風景でした。
洞窟って、入ってる時もいいけど、外に出た瞬間が、また良いんですよね……(^^)

そこをぐるっと降りていくと、元の道に戻るのですが、そこまでの道のりがけっこう長くて、しかも、工事現場の足場みたいな、山肌に張り付いた細い橋みたいな通路で、ちょっとスリリングで、また面白かったです。

受付に戻る途中に、なぜか、長いローラーすべり台が設置してあって、お尻に敷くビート板みたいなのも備え付けてあって、誰も見ていないのをいいことに、大人も滑りました。
面白かった!
山の斜面にあるので、すべりながら見る景色が雄大で爽快!
下の息子は大喜びで、滑り降りては走って戻って、計3回も滑りました。もう中学生なのに……(^_^;)
中学生、高校生の男子と、いいトシした親二人が、キャッキャと滑り台……(^_^;)
朝早く、まだ空いてるうちに行ったから、こんなことが出来てラッキーでした。
さすがに、人が居たら恥ずかしくて出来ん……(^_^;)


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