今日は七草粥の日でしたね。 うちの七草粥はちょっと変わってて(普通だと思ってたけど、実は変わってたらしい)、お砂糖が入ってます。 ごく薄い塩味で普通に作った七草粥に、各自、たっぷりお砂糖をかけてたべるのです。 私は普段、そんなに甘党ではないと思うのですが(甘いお菓子は好きだけど、料理の味付けにはほとんど砂糖を使わない)、このときばかりは、かなり大量のお砂糖を入れます。
子供の頃は、それが普通だと思っていたので、大人になって、そのことを人に話したら誰もがびっくりすることに、びっくりしました。
あと、我が家では、七草粥に賽の目に切ったお餅を入れるので、ずっと七草粥とはそういうものだと思っていたのですが、実はこれも、そんなに一般的じゃなかったみたいですね。 考えてみれば、お餅やお節で疲れた胃を労わるためのお粥に、お餅や大量の砂糖が入っていたら、あんまり意味無いかも?(^_^;)
私はこの、砂糖入りの七草粥が大好きで、結婚後も、ずっとその味を貫いてます。 幸い、お砂糖を入れるのは、各自が好みの甘さに出来るようにお茶碗によそってからなので、お砂糖がいらない人は、そのまま食べるか、ちょっと塩を補うだけでいいので、夫は塩味で食べてます。 子供たちは当然のように私の真似をして、お砂糖を山のようにかけて食べていて、一年に一度じゃなくてもっとしょっちゅう食べたいというくらい、この甘い七草粥が好きです。
ところが、今年は、記念すべきことが起こりました! 私と子供たちが、「他の家では七草粥に砂糖を入れないんだって」という話からはじまって砂糖入り七草粥の美味しさを褒め称えながら食べていたところ、夫が、結婚20年目にして初めて、砂糖入りに挑戦する気になったのです。 で、お茶碗に半分だけ食べてみての感想は、「うん! 砂糖も美味しいね!」でした。
でも、ほんとに美味しいんですよ。 白砂糖の優しい甘味と青菜の青臭さが、ミスマッチのようで意外と絶妙に合うのです。 勇気のある人は、ぜひ、来年試してみてください!
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