時々管理日誌
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2008年11月21日(金) 憧れの『森の小人さん』

昨日、バトンで『一度行ってみたい世界は?』というのに、とっさに『森の小人さんの村』と書いてしまったんですが、我ながら、いいトシしてなんだコイツって感じですね(^_^;)
でも、ちょうど、(そういえば私は小さい頃からずっと、『森の小人さん』に憧れてたんだよなあ……)ということを思い出していたタイミングだったのです。

今、水面下で短編の異世界ファンタジーを書いてるんですけど、森に住んでいる、普通の人類とはちょっと違った<森の民>という人たちのお話なんです。
で、実は、そのお話は、もともと全く違う別のお話を書こうとした時に、ついでに思いついちゃったお話で。

創作仲間に「『遺灰からダイヤモンドを作って形見として身に付ける』という設定(実際、外国でそういうサービスがあるらしい)で何か書かないか」という話を振ってもらって、その話を考えようとしたら、最初に頭に浮かんだのが、何か、どこかの異世界の<森の民>っぽい人たちで、でも、さらによく考えてみたら、そういう人たちは、遺体を火葬したりしないで土葬にしそうじゃないですか?
森の中で大きな火を焚くのは難しいだろうし、森の自然とともに生きるような人たちの場合、文化的に、火葬より土葬を思いつきそうな気がして。
それじゃあ火葬をするのは、その世界の別のところにすんでいる別の民族だろうと思って、今、そのお話も書いているところです。

でも、それはそれとして、最初に思いついた<森の民>が、頭の中ですごい勢いで動き出して、そっちはそっちで別のお話が出来ちゃったんです。
で、実は、そっちが先に、もう初稿が書きあがってて、しかも、初稿を書いた段階では単発のつもりだったのにどんどん空想が膨らんで、四部作くらいの連作短編になりそうな気配なんです。

で、<森の民>というものを考えはじめたとたんに、なんでこんなに怒涛のように空想が膨らみだしたんだろうと考えたら、小さい頃からの『森の小人さん』への憧れに思い至ったんです。
小さい頃から、森の小人さん系の童話やアニメが大好きで、小説を書き始めた時には、「いつかは私も、大好きな『森の小人さん』を書くんだ!」と楽しみにしていたんです。

でも、小人さんのお話を書くには、ただ小人さんたちがそこで暮らしていましたというだけじゃなく、小人さんたちが何かするというストーリーが必要じゃないですか。
でも、私が書きたいのは生活のディテールだけで、ストーリーは何も思いつかなくて、絵本とかだったら生活のディテールを描くだけでも十分楽しいでしょうけど、小説だと、ストーリーが無きゃ、書けない気がして。
今、よく考えてみたら、小説でもそういうのもありかもしれないけど、今まで、そのことを思いつかなかったんです。

それが、今回、ちょっとしたきっかけで、私の憧れが大噴出したのではないかと。
<森の民>は、別に小さくはないけど(多少は小柄かもしれないけど)、生活様式的には、きっと、『森の小人さん』なんです。
それで私は、こんなに夢中になっちゃってるんだと思います。
「やっと念願の『森の小人さん』が書ける!」って。
でも、結局、生活してるだけで、とりたててストーリーは無いんですけどね(^_^;)
なんだ、ストーリーなくても、お話、書けるんじゃん(笑)

というわけで、短編を書いてるんですが、サイトのほうには、森の民じゃないほうの別のお話を先にアップすることになると思います。
それも、まだだいぶ先になると思いますけど。
今、半分くらい進んでるとこ。
<森の民>の方は、掌編一本、初稿が出来てるけど、単発のつもりだったのが連作になりそうだから、続編を書いてる間に設定の修正とかが出てくるかもしれないから、まだ表に出さずにおく予定。

話は変わって、WEB拍手や一言フォームをぽちっとしてくれた方、コメントくださった方、ありがとうございます!
先日、誤字を指摘してくださった方、ありがとうございました!
助かります。
たしかに誤字ってた……。ずいぶん前にアップしたものなのに、もう何年も間違ったままだったんですね。お恥ずかしい(^^ゞ
ついでに前後を読んでみたら、他にも誤字見つけちゃいました。
さっそく修正しておきました。
ここを見てるかわかりませんが、もしまた何か見つけましたら、よろしくご指摘お願いします!(……って、厚かましくてスミマセン(^_^;))


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