時々管理日誌
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2008年05月21日(水) 郡上八幡鍾乳洞巡り・4&お礼

四つ目の鍾乳洞は、『縄文洞』。
今回の白眉はここだったかも。
他の鍾乳洞は、みんなそれぞれに立派だったりステキだったりしたけど、まあ普通の鍾乳洞で、特に変った点はあまり無かったのですが、この縄文洞は、他にはあまり無さそうな、特徴のある鍾乳洞なんです。

まず、ただの鍾乳洞ではなく、縄文人の住居跡という史跡であるという点。
あと、もう一つ、ちゃんと整備された観光洞なのに、わざと一切照明を点けずに、懐中電灯を貸し出して、真っ暗な中を回る『ミステリーツアー』という方式なこと!

以前は照明をつけていたらしいので(ただ点灯してないだけで、照明設備はあった)、特色を出すために方針転換したんだろうと思います。
冒険気分を盛り上げるために、わざと順路表示の一部を外したりもしているらしいです。
それだけ安全なところだということですよね。
足場がよく、順路を外れても危険な箇所は無くて、どうせ先のほうで合流するからこそ出来る演出かと。

ここは、今回の4箇所の中で一番温度が低そうでした。
入り口から、夏に冷蔵庫を開けたときみたいに、白い靄が漂い出てるんです。
なんとも怪しげな雰囲気!
懐中電灯を借りて、洞内に入ると、やっぱり、入り口付近はすごく寒かったです。

そして、洞内には、ところどころに、縄文人の生活を再現したジオラマ展示が。
照明があったころは、中は博物館みたいになってたらしいです。
いろいろと解説の看板も残っています。

今では、懐中電灯を向けると、真っ暗な中に突然縄文人の人形がぬっと立ってて、びっくりさせてくれます。
私はネットの事前情報で中に人形がいることを知っていたんですが、子供たちには、驚かせようと思ってわざと黙ってたので、狙い通り、子供たちは超びびってました(笑)

あと、これは私もびっくりしたのは、ここにもいたコウモリ。
郡上鍾乳洞のコウモリは、1〜2匹ずつぶら下がって寝てるだけで可愛かったですが、ここでは、迫力の大群!
なにやらキュキュキュキュ……と怪しい音がする……と、思ったとたん、立ち入り禁止の柵の奥の暗がりから何かがすごい勢いで飛来して、息子のほっぺたを掠めて飛び去った!
悲鳴を上げて見上げると、天井に、もぞもぞうごめくコウモリの大群が!

いや〜、びっくりしました。
しかも、飛んできたコウモリにぶつかられたのは、よりによって、一番気の弱い上の息子……(^_^;)
死ぬほど怖かったらしいです。

しばらく、コウモリの活動を懐中電灯で照らして見物しました。
子供もいたみたいです。

というわけで、ここが一番面白かったかも!
あと、洞内の立ち入り禁止の場所をふさぐのに(?)、なぜか、ロープなどではなく、白いガーデンチェアを積み重ねてバリケードにしてあったのが廃墟っぽくて愉快でしたが、もしかしたら、バリケードのためではなく、単に、要らなくなった古い椅子をしまってあっただけなのかも?(笑)

話は変わって、WEB拍手や一言フォームをぽちっとしてくださった方、コメントくださった方、ありがとうございます!

19日にコメントくださった『もも』さん、一気読みお疲れ様でした!
原稿用紙2000枚相当を一晩で……って、すごいですね〜。
こちらこそ、どうもありがとうございました!


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冬木洋子 [HOMEPAGE]