時々管理日誌
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2008年04月10日(木) 伊豆に行ってきました4

洞窟風呂は、入り口からトンネル風になってます。
トンネルを歩いてゆくと、道が二股に分かれて、男女別の脱衣場のようなところがあって、脱衣カゴがおいてあったりするし、お風呂も入り口は男女別になっているのですが、男女別なのは入り口だけで、中は男女一緒です。
それぞれの脱衣所(?)のところから細い水路(?)が伸びてて、そこを歩いてゆくと、二つの水路が奥で合流するのです。

じゃあ、なんで入り口に男女別の脱衣場があるんだろう?
水着着用だから、脱衣場はいらないと思うんだけど。
タオルやサンダルを置いとくくらいなら男女別の必要はないし、あれじゃ、かえって、誤解する人がいるんじゃ……?
ちょっと謎です。
あ、でも、この温泉、昔は水着着用じゃなかったらしいから、その頃の名残なのかも。

まあ、それは置いといて。
脱衣所から、薄暗い細い水路を数メートル歩いていくと、すぐに男湯からの水路と合流し、数メートルの間別れ別れだった夫と息子たちと再会。
そして、合流地点のさらに奥に、真っ暗なトンネルが口をあけています……。

そこまでの水路部分には、一応、薄暗い照明があるのですが、その先は、本当に真っ暗で、何があるか全く分からないのです。
全く照明がついてないので、もしかするとこの奥は排水設備か何かで、先に行くと金網でも張ってあって立ち入り禁止になってたりして……と、ちらっと思い、用心深く手探り足探りしながら(^_^;)、そろそろと奥に入っていってみます。
ちょっと入っていくと、すぐに、奥に薄明かりが見えてくるのですが、入り口から覗くと、本当に真っ暗なのです。
これはスリリングだ!

トンネルは、人が立って歩ける程度の高さで、幅は2メートルくらいかな?
暗渠の水路みたいな感じで、壁や天井は洞窟風にでこぼこにしてあり、カーブが付けてあるので、入り口からは、奥の明かりが全く見えないのです。
数歩、中に入ると、カーブの先にほんのり明かりが見えるので、「ああ、やっぱりこの先がお風呂の続きなんだ」と安心。
他に誰もいなかったので、水路を平泳ぎで泳いで進みます。
おお〜、冒険ファンタジーによくあるシーンみたいだなあ……。わくわく!

数メートル泳いで進むと、奥の穴風呂に到着。
少し天井が高くなってて、ぼんやり照明が灯っています。
お湯はぬるいのですが、狭い穴倉に湯気がこもっているので、長時間いると、息苦しくなります。
案内図には、「サウナ効果もあります」と書いてあったけど、たしかに……。

しばらくみんなでそこでお湯に浸かってから、いったん合流地点まで引き返し、今度は一人ずつ、一人で奥まで行ってみようということに。
最初は、私が先頭に立って進んでしまったので、子供たちも、あの、先の見えない数メートルのスリルを味わいたいかと思って……。

先に行った上の息子が、後から来た弟を、水に潜って待ち伏せし、ばあ〜っと脅かします。
悪戯大成功……(^_^;)

その次は、夫が一人で奥に行ったきり、なかなか戻ってきません。
これは、もしかして、脅かされに来てくれるのを期待されているのでしょうか……?(^_^;)
期待されちゃしかたないから、夫が隠れていて脅かすつもりなのは重々承知の上で、夫の姿を探しながらトンネルに入ってみると……壁の窪みから、突然ぬっと飛び出してくる夫!
あーびっくりした!

いえ、どうせ脅かそうと思って隠れてるんだろうということは分かってたんですけど。
十分左右を警戒しながら進んでたんですけど。
でも、壁の窪みに張り付いて隠れてたのが、ぜんぜん分からなかった……(^_^;)

……なんて、自分で書いてて思ったけど、私たち、バカ家族ですね〜(^^ゞ
家族そろって、超バカ!(^^ゞ
こんなの、他のお客が誰もいないから出来ることですよね。
ここ、混んでる時に来たら、こんなに面白い思いは出来なかったんじゃないかと。
寒い雨の日でよかった。
洞窟風呂、堪能しました。

あ、ちなみに、下の息子の制服は、後で、ちゃんと買ってあげますので。
彼は今、あまりにも身長の伸びが著しいので、とりあえず一年目はお兄ちゃんのお古を着せて様子を見て、身長の具合によって、二年か三年になるときにワンサイズ上のを買ってやろうかと……。
まさか本当に息子の制服代で家族で温泉行っちゃったりはしませんので(笑)


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