時々管理日誌
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2008年03月15日(土) 覆面自作語り1

ちょっと慌しくしてた間に、何かもう、すごい勢いでタイミング逃しちゃったから、止めようと思ったんですけど、やっぱり書いちゃいます……。
たぶん作品自体より長い(笑)自作語り。

普段の作品なら、執筆中や連載中に日記や掲示板のやりとりの中でさんざん語って発散するんだけど、今回は黙って書いて、黙ってアップして、しかもその後でいつになく沢山の感想やご意見を頂いていろいろ考えたので、しゃべりたいことが積もり積もってて……。

というわけで、自作語りが嫌いな人は、スルーしてくださいね。(言われなくてもするだろうけど)




今回、私の作品は、普段とはかなり傾向が違う、ものすごく後味の悪いサイコホラーだったわけですが、それは、今回たまたまそういう小説の神様が降りてきたからで、今後は、たぶん、こういうものはもうあんまり書かないんじゃないかな……。
なんでかというと、書いてもあまり楽しくないということが分かったから。
どうせ書くなら、汚いものより綺麗なもの、嫌なことより楽しいことを書くほうが、書いてる間、自分が幸せな気分に浸れて楽しいじゃないですか。

私が小説を書くに当たって、人間の悪意とか、汚さ・愚かさ・醜さ・弱さなんてものは、道端に落ちてるゴミくずみたいなもののような気がします。

人間が住んでるところにはそういうものがあるのは当然。
でも、あるのはしょうがないけど、別に、特に好きとか、すごく興味があるとか、毎回好んでそればかりアップで描きたいというものではなく、むしろ、そんな不快なものをわざわざ注視したいとは思わないし、それ以前に、別に珍しくも美しくもないから特に注目する価値もないものとして、普段はあまり気に留めずに見過ごします。
そんなものにわざわざ注目するくらいなら、同じ場所に並んで咲いてる可愛い雑草の花に注目したほうが、よっぽど楽しいから。

じゃあ、なぜそれを書くかといえば、ただ、『それがそこにあるから』というだけのことです。
目の前の道路の絵を描こうとして、そこにゴミがあれば、ゴミも描く。それと同じ。
現にあるものはあるんだから、しょうがない。目に入った通りに描く。
そうやって、今回の前半部分が出来ました。
お話の神様が、今回については、そういうリアルな写生を要求している気がしたので。

……長いので、今日はここまで。後日、まだまだ語ります(^^ゞ


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