2008年02月26日(火) |
覆面Aブロック・引き続きリワインドを探せ! |
タイトルどおり、引き続き『リワインド〜』の書き手さんを探してます。
が……。 書き手候補として考えてみた楽遊さん、ネジ子さん、悠木さんは、もう一度それぞれの現行の候補作と照らし合わせてみた結果、やっぱりそこから動かせないという結論に。
しかも、『リワインド』『ネイヴァー』『空を見上げて』とその候補者の作品を詳細に読み比べているうちに、ヘボラマンさんは、私の中で、『空を見上げて』に確定してしまいました。 『まっ赤』とか『つぶやき』など、若干、変換が違う部分もありますが、そのへんは、もともと、必ずしも統一しているとは限らない部分なので、無視していいでしょう。
と、いうことは、『リワインド』の書き手候補はせらさんとホコロさんしかいないじゃん! (あ、伊吹花梨さんは、さすがにやっぱり、候補から除外しました……)
というわけで、私の中では、せらさんとホコロさんが『ネイヴァードール』と『リワインド』を巡って一騎打ち状態です。 おかしいなあ……。 どう考えてもありえない気がするんですけど、何でこんなことに……?
『ネイヴァー』はいいんですよ。 どっちが書いててもおかしくない。 特にホコロさんは、一読して、何の疑いも無くコレだろうと思い込んだくらいだから。 『かわいげのない子ねぇ、というのがぼくら兄妹についてまわる付加価値で』なんていう、単語の使い方が(たぶんわざと)普通とちょっと違うところとか、すごくそれらしいと思うんです。 文章の書き方にも単語の選択にも、一種の『揺れ』みたいなものがあって、不思議感・不条理感を醸し出してる。
で、せらさんも、こっちなら書いててもおかしくない気がします。 ご本人が、実験作だとか、当たるとすれば消去法だろうとか言ってるので、そういうことならこれもアリかなと思えます。 むしろ、私が最初に候補にしてた『そらうみそら』だったら、新しい試みとか実験作というほどのこともなく、普通に書きそうな感じで順当すぎたから、意気込みと照らし合わせると、こっちのほうが『らしい』かも。 あと、最初に主語を持ってこないで何行か動作などを描写した後にやっと主語が来るという書き出しは、すごくせらさんぽい。 主語を省略することが多い方ですね。 読点の打ち方も、それらしい。
問題は『リワインド』で、どっちの作とも思えないんですよね……。 何か、Cブロックではよもぎの森さんが二作書いてるように思えてならなかったんですけど、このブロックでは、『ネイヴァー』を書いた人が二人いるように思えてならない……(^_^;)
でも、絶対にどちらかがリワインドを書いたはずなんだという前提で、あえて類似点を探してみると、それぞれ、多少の類似があることはあるんですよね。
ホコロさんの場合、『――……』という記号。 (これは悠木さんでもありえそうだけど) でも、一箇所だけだから、たまたまということも……。 あと、一人称の『オレ』。 でも、そんなの、一番フェイクしやすい所だしなあ……。 あと、ホコロさんは、不思議系の作品では文章も不条理不思議系だけど、学園ものとかを見ると、普通の合理的な文書も書くんですよね。 だから、こういうものも書くかも。 リワインドは、内容は不思議だけど、文章自体は、ごく筋道通ってて普通だと思うです。
せらさんの場合は、「だから、」という、「 」内のセリフが『、』で終わる表現。 せらさんのサイトには、これがいっぱいありました。 でも、この作品の場合、実験的な書き方が多いから、これもその一つかもしれないし……。 あと、この作品も、主語の省略や、動作を先に書く文章が多いかも。 でも、それは、ホコロさんもいっぱいやるんですよね……。
というわけで、いくら見比べても、どっちがどっちという決め手がないんです。 お二人とも、漢字変換の癖はかなり似てるんだけど、これが出てきたら区別が付くという単語(例えば、ホコロさんの『手の平』とか)はあるんだけど、それらの単語が、どっちの作品にも一度も出てこないんですよね……。
まあ、期間ギリギリまで、ぼちぼち粘ってみます。
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