2008年02月22日(金) |
覆面Cブロック推理中(その4)+追記:推理確定! |
途中までは超サクサク進んでたCブロックの推理、やっぱり最後のほうに来て、行き詰って進んでません……。 でも、最初に危惧したみたいに、前の方で決めたのも全部シャッフルし直すはめになったわけじゃなくて、とにかく森さん・チャボさん・深海さんの、魔のトライアングル(笑)で苦しんでるだけ。
気分転換に他の方の推理を見たら、けっこう、森さん=『ボクら〜』、チャボさん=『ジンニー』説の人が多いみたいですね。 しかも、裏乃さんがおっしゃるには、チャボさんがずっと前の日記で『空と聞いて最初に思いついたのが魔法の絨毯だった』と書いてらしたとのこと。 ええーーーっっΣ( ̄ロ ̄lll) それってすごいフラグじゃないですか!
……裏乃さん、そんなこと人に教えないでナイショにしとけばよかったのに……(笑)
でも、私の第一印象では、ジンニーがものすごく森さん臭かったんだけどなあ……。 今でも、読めば読むほど、どう見ても森さんぽい気がするんだけどなあ……。
でも、確かに、『ボクら〜』も、すごく森さん臭いんですよね。 特に、文章。 最初のほうの情景描写の流れに、『星の実』や『ティルス』の冒頭と同じ匂いがします。 あと、漢字を開いたり開かなかったりする具合とか、主語の位置とか(後のほうで出てくることが多い)、たまに出てくる、二つ以上の動作が入った長い文章とか。
内容では『ジンニー』が、文体では『ボクら〜』が、森さん臭い。 まさか両方森さんが書いたんじゃ……?(笑)
というわけで、森さんとチャボさんがすっごいカオスになってるんですけど。 このお二人、変換癖も似てる……というか、普段から変換をあまり統一していなくて、意識してか無意識でか、時に応じて使い分けてるようなので、変換癖では特定が出来ないのです。 何しろ、あの短い覆面作品の中でさえ既に、同じ単語を開いたり開かなかったりしてるんだから。
『ボクら〜』も『ジンニー』も、あの短い中に、よく見るとものすごい勢いで手がかり満載なのに、なぜか決定打が無いんですよね……。 せっかく特徴ある言い回しを見つけても、なかなか、サイトのほうで同じ特徴を発見できないんですよ。
そんなカオスの中で、とりあえず、深海さんは『ボクら〜』ではないということだけは、ほぼ確信しました。
『ボクら〜』には、たまに、二つ以上の主語や動作を含んだ長い文章があるんですよ。 例えば、『僕は長い間身をおいていたが、ふいに意識がうつつに傾き、僕は目を覚ました』とか、『僕は割りと直ぐに眠りに落ちたのだが、それまでの刹那に、僕は昔のことを思い返していた』とか。 誤文というほどではないんだけど、教科書的な正確さや明晰さからは少々逸脱した文章かと。
こういう文章って、書く人は書くけど、書かない人は書かないと思うんです。
ちなみに、私はわりと平気で書きます。 気がつかずにうっかり書いちゃってる時もあるし、気が付いてても「だって私はこう書きたいんだもん!!」と、すっとぼけて強行しちゃいます。 他人がそういう文章を書いてても、普段は全く気にしないので、気にも止めずに読み流します。 今回、気が付いたのは、推理のために、重箱の隅をつつくような読み方をしたためです。
が、深海さんは、たぶん、書かない人だと思います。 深海さんは、みっちり書いてるようで、一つ一つの文章そのものは意外と短いことが多いのです。 で、常に構文が正確で、論理的でかっちりした、明快・明晰な文章のような気がします。 そういう人は、ああいう連綿とした文章は書かない、書けないんじゃないかと。 深海さんが上の例のような内容を書くとしたら、たぶん、文章をそれぞれ二つに分けるんじゃないでしょうか。
というわけで、『ボクら〜』は、森さんとチャボさんの一騎打ちに! このお二人は、変換癖では調べられないから大変だ……。
追記:あーっ、分かったーーー!! 森さんは『ボクら〜』だ! 『悩魔女シリーズ』中にて証拠物件を確保しました!\(^o^)/
というわけで。推理確定!
C-01 毒 ――土岐さん C-02 舞夜空(まいよぞら) ――宮武鳴さん C-03 ジンニーと魔法の絨毯 ――鶏米チャボさん C-04 起源の探査 ――マル太さん C-05 クウジュ ――柳暗波瑠さん C-06 ボクらの、冒険前夜。 ――よもぎの森さん C-07 鏡よ鏡 ――羽津樹 透夜さん C-08 Deserter's 45 minutes ――深海いわしさん C-09 私と私の黒のこと ――梅原タロさん C-10 てるてる坊主の気持ち ――天菜真祭さん C-11 ふりさけ見れば春日なる ――文月夕さん C-12 三つ葉 ――凌雪さん
チャボさんと深海さんの理由は、チャボさんが、読点の打ち方と、コメディを書いたときの文章のリズム感。 なんていうか、講談とか、活動弁士の語りみたい?
深海さんは、文章の正確さと、砕けたセリフ中に多発するカタカナの『ホント』、あと、やっぱり、飛行機乗りという題材と、サイトにある飛行機モノとの類似、特に飛行機の形をイルカに例えているところ。 『肯く』という変換は、フェイクか、あるいはたまたま気が向いて使っただけ、ということで……。
あ、森さんのところで発見した決定的(だと思った)証拠は、『〜ほうのが』という言い回し。 『ボクら〜』の中で『何も起こらないほうのが都合がいい』『テドがいた方のが心強い』という、かなり特徴のある口語的な言い回しが二度も出てきてたんですが、森さんのところで、やっと同じ言葉を発見しました。 これは確定でしょう。 あと、『ボクら〜』では、『そうしか思わなかった』という言い回しも変ってると思ったんですけど、こっちは森さんのとこでも発見できなかったです。 これは、もしかすると『そうとしか』のタイプミスかも?
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