2008年02月10日(日) |
覆面Bブロック推理中(その2) |
引き続き、推理中です。
B-04 冷たい頬
これはおそらく、若い方の作品ですね。あるいは、ライトノベルを書く方。 初見ではまったく作者さんの見当が付かないので、とりあえず特徴だけメモして、後で作者さんたちのサイトと照らし合わせて見ます。
体言止め、多目。語尾上げを示す『?』を使用。 手がかりになりそうな変換等:『ため息を落とす』『〜すら』『立ち竦む』『出来る』『貴方』『頷く』『確か』『可哀想』『要らない』『そうして』『くるりと』『ねぇ』等。
『かわいそう』とか『うなずく』は、『できる』『わかる』『こと』『とき』等と並んで、人によって表記が違うので、手がかりになりやすいですね。
B-05 かくして王は
まずは推理そっちのけで叫びます。
うはぁ〜〜〜、これ、好みだ〜〜〜!
……ぜぇぜぇ……(笑) どこが好みって、文章が……。 冒頭数行の文章を読みはじめたとたんに、「こ、これは……?Σ(゜ロ゜;)」と俄かに瞠目しました。 文章のリズムというか音色というか手触りというか、とにかく文章自体がすごく心地良くて、内容以前に文章だけで陶然と出来ちゃう。もう、この文章で書いてありさえすれば何が書いてあってもいいと思うくらい。 こんな気持ちは山尾悠子(←私が大好きな作家さん)以来かも? もちろん、内容も好きです。 『物語というものについての物語』ですね。深いなあ……。
これ、ひさちさんの掌編の『砂は忘れじ』あたりと雰囲気似てるような気もするんだけど、ちょっとシニカルな味わいから、裏乃さんでもいいような気もする。 というか、自分が好きな作品は自分が好きな書き手さんの作だと思いたくなる罠で、ひさちさんとか裏乃さんだといいな〜と、つい思っちゃう。 でも、これが今まであまり読んでない方の作品だったとしたら、これから新しくその人の作品がいっぱい読めるわけだから、それはそれで嬉しいぞ!
というわけで、興奮しちゃって、なかなか細かい検証にまで気が回らないんですが、ちらほらとヒントを収集してみます。
『酷く』『ぴしゃりと首をはねる』『そのとき』『見詰める』『出来る』『わたし』
今日はとりあえず、ここまで。 夜、時間が取れたら、追記をするかも。
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