2007年02月10日(土) |
本日の更新&『あたし』の思い出 |
『イルファーラン物語』番外編『つぐみヶ丘の冬』第一回アップしました。 このあいだからずっと急がなきゃと騒いでいた、例の『ばかっぷる・ふぇあ』協賛短編です。全3回予定です。 会期終了間近になって何ですが、ばかっぷる・ふぇあ〜に協賛名乗りも上げてきました。
『エゴノキ平の春』の続編ですが、単独でも読めるように、『エゴノキ〜』の内容をちゃんと説明してみました。 そうしたら、『前回までのダイジェスト』で、ほぼ一回分、終わってしまいました……(^^ゞ
でも、わ〜い、久々の小説更新だあ\(^o^)/
といっても、ほんと、ぜんぜん『小説』というほどのものじゃないんですけど……(^^ゞ 単なる『ばかっぷる点描』です(*^^*ゞ 起承転結も何もあったもんじゃないです。 そもそも、まともなストーリーがないです。
しかも、一人称『あたし』ですよ、『あたし』! 我ながら、なんで私、こんな恥ずかしいもの書いてるんでしょう……。 (いえ、別に、一人称『あたし』な作品が恥ずべきものだというわけじゃないんですが、でも、この私が、このトシで、このご隠居キャラ(笑)で、突如トチ狂ったようにそういうものを書き出すのは如何なものかと……)
一人称『あたし』は、前にも一度やったことあるけど、あれはパロディだったから……。 タイトルからして『ドキッ☆あたしの彼は変わり者!? 里菜の初恋ダイアリー』で、どこからどう見てもネタだったから、かえって平気だったんですが。 (あ、しまった。覆面、そのテのネタものを出せばよかった!)
今回、最初は一人称で書いてたんです。 下書きの段階では、三人称と、里菜の心の声の一人称が混じってたんですが、本書きの段階で、『エゴノキ平の春』同様、基本は三人称な中に里菜の一人称の『心の声』がカッコ無しで混ざるという形に修正するつもりだったんです。 が、今回、『心の声』部分があまりに多くて、その部分を三人称に直すのにだんだん無理が出てきて、行き詰ってしまって。 で、かなり書き進んだ段階で、突然、最初から全部一人称に書き換えてしまいました。 そしたら、何か、ものすごく恥ずかしいものになってしまい、書きながら、 (なんで私こんなもの書いてるんだろう??(@_@))という感じでした(^_^;)
いえ、三人称でも内容が恥ずかしいことに変りはないんですが……(^_^;)
そもそも、私、なんで里菜の一人称を『あたし』にしたんだろう……。 今になってちょっと後悔してるんですが、10年前はそれが普通だと思ってたんですよね……。 少女小説のヒロインはみんな『あたし』と言うものだとばかり……。
もともと、子供の頃は、自分が素で『あたし』と言ってたし、当時のうちの近所では、それが女の子の間では一般的だったんですよ。 そしたら、小学生の時、国語の先生に、 「ちゃんと『わたし』と言いなさい」と注意されて、でも、どこが違うのか分からなくて、何で注意されるんだろうと思ってきょとんとして、 「ちゃんと『あたし』って言いました」と答えて、先生に大爆笑されたですよ。 その時は何で笑われたのかさっぱり分からなくて、後で友達に解説されてやっと分かりました。 本気で『あたし』が標準語だと思ってたんだもん……。
それにしても、『エゴノキ平』をアップしたのが去年の春か……。 『エゴノキ平の春』から『つぐみヶ丘の冬』の間は、現実の時間と作品世界の時間が同じ速さで流れたんですね。 『エゴノキ』から今までの間に、里菜たちは婚約して、婚約指輪を買って、双方の親に相手を紹介しあって、結婚式場の予約をしたんですね。 おお、ある意味、リアルタイム更新だ……。
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