ちょっと前の『オオアリクイ』に続いて、面白いスパムが来ました。 タイトルが『祖父の部屋にいるこの生き物って何だか分かりますか?』
内容は
『祖父はワンちゃんを拾ってきたんだよと 言ってるのですが、どう見ても犬じゃないですよね? これ、日本にいて大丈夫な生き物でしょうか? (URL入り) 写真をアップしておきましたので、 この生き物が何なのか 教えていただけないでしょうか? 犬はこんなに簡単に後ろ足のみで立ち上がったりしませんよね?』
というんです。 うわ〜、気になるじゃないですか! どんな生き物なんだ! 見たい!
『夫がオオアリクイに殺されてから一年経ちました』というやつは、設定は面白いけど内容はごく普通の『出会い求ム』なので、そこに載ってるURLをクリックしてみたいという気にさせる効力はありませんでしたが、今度のこれは、『その生き物の写真を見たい!』と思わせるので、ついURLをクリックしたくなる魔力があります。 巧いなあ……。 エロ臭が全くないのが、また、巧妙ですね。 ちょっとでもエロ臭があったら、たちまち警戒しますもん。
最近の出会い系スパムメールは、メールの文面にはあからさまなエロ臭が無いというのが流行りのようで、『在職中はお世話になりました。定年退職を機にHPを作ってみました』とか『私たち、結婚しました! 近くにお越しの際には、ぜひ新居にお立ち寄りください。結婚式の写真をこちらにアップしました』みたいな、とってもフツーな感じのが、たまに来ます。 こういうのは迷惑メールフィルターに引っかかりようがありませんよね。 しかも、偶然、知り合いの名前と同じだったりすると、一瞬、削除を躊躇します。 でも、よくよく見ると、記載されているURLに、loveとか、エッチ系を連想させる文字列が入ってたりするんです。 なんでわざわざそういうURLにするんだろ。 本気で騙す気だったら、もっと普通っぽいURLにすれば、たまたま同じ名前の知り合いがいる人はうっかり騙されるかもしれないのに。
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