土・日に、岐阜に旅行に行ってきました。 岐阜は実家の母の郷里なのです。 で、岐阜城の資料館を見学したのですが、面白いものを見ました。 君が代に歌われている『さざれ石』が展示されていたのです。 『さざれ〜石が〜巌となりて〜』の、あの、『さざれ石』です。
私、ずっと、『さざれ石』というのはただの小石のことだと思ってたので、 (長い時が経つうちに大きな岩が砕けたり磨り減ったりして小石になるというのなら分かるけど、なんで小石が岩になるんだろう)と、昔から不思議に思っていたのです。 鍾乳石なら成長して大きくなるかもしれないけど……。
が、実は、君が代の中でいう『さざれ石』は、ただの細石=小石ではなく、雨水で溶けた石灰石が礫を接着しながら再び凝結して出来た岩のことだったのだそうです。 つまり、天然のセメントでそこらの小石を固めたような石です。 正式には『石灰質角礫岩』というらしいです。 セメントの中にいろんな色や大きさの小石がごろごろ混ざっているように見える石でした。
WIKIにも載ってました。こちら。
というわけで、この事実は昭和三十何年だかに発見されたそうなので、知ってる人はとっくに知ってたのだと思いますが、私は初めて知って、(そうだったのか!)と、心のへぇ〜ボタンを連打しました。
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