時々管理日誌
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2006年01月01日(日) 謎のドラゴンの正体

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

ところで、30日の日記に書いた謎のドラゴンの正体がわかりました!
収録中の『番組』は、日本テレビの年越し特番だったのです。
昨夜、夜中の12時直前に、実家に行っている夫から電話がかかってきて、
「今、4チャンネルでテレビで例のドラゴンの番組やってる!」というのです。
慌ててテレビをつけたら、確かに、ないないの岡村さんが赤フンドシ姿で鳥肌立てて、例のドラゴンと一緒に映っているじゃないですか!
あの篝火と櫓も、ちゃんと映ってます。
そして、なぜか、その下では、大勢の女性がフラダンスを踊っています。あの、露出度の高い装束で……。
岡村さんもフラダンサーの皆さんも、すごく寒そう……。
そうか、あの太鼓の音はフラダンスの伴奏だったのか!

で、みんなが『生放送、生放送』を連発してバカ騒ぎをしているのを見ながら、
(しきりと生放送、生放送って言ってるけど、本当は昨日収録してたの、私、知ってるもんね〜)と思っていたら、ちょうど新年へのカウントダウンが始まって、12時ぴったりに番組内で打ち上げ花火が!
と、同時に、なぜか窓の外からも、テレビと同じ花火の音が!?
ただし、テレビの音より、ほんの一瞬遅れてダブってます。

慌てて窓の外を見ると、木の枝越しに大きな花火が花開いているところでした!
本当に生放送だったんだ!
ナマの花火の音のほうがテレビから聴こえる音より一瞬遅れていたのは、録音のマイクの方が我が家より音源に近かったからでしょう。
一瞬しか音が遅れてなかったのは、打ち上げ地点がそれほど近かったから。

うちの窓からは、けっこうあちこちの花火大会の花火が見えて、中には徒歩何十分とかからない場所でやる花火大会もあるのですが、今回ほど近い場所で花火が上がったのは初めてです。
木の葉越しだけど、とっても綺麗。
窓いっぱいの花火。
まるで私のために花火を上げてくれたみたい!

一人ぽっちで新年気分ゼロの地味〜な年越しに、思いがけないプレゼントを貰った気分です。
寂しかった私の年越しにせめてもの華やぎを添えてくれて、ありがとう、日本テレビ。ありがとう、赤フンドシの岡村さん!

どうやら、30日のは、リハーサルだったのですね。
または、部分的な前撮りもしてたのかもしれないけど。
30日にはあんなに音が聞こえたのに本番の31日には収録をしているのに全く気付かずにいたのは、30日のリハーサルでご近所から苦情が来たから本番ではスピーカーの音量を控えたからとかでしょうか。
あ、風向きが違ったのかもしれない。

花火の後、例のドラゴンは、燃やされていました。
やっぱり燃やすためのドラゴンだったんだ。
私、そんな気がしたんですよ。30日には『仮設っぽい』と書きましたが、つまり、『燃やすためのものっぽい』感じがしてたんです。
だから、年越しのお祭りのお飾りかなと思ったんです。
ただ、それにしては大きすぎるだけで。

で、あのドラゴンは、沖縄のお祭りで使われる伝統の飾り物らしいです。
沖縄の人に作ってもらったんだそうです。
そういえば夫が、リハーサルの音を聞いて、なんだか沖縄民謡っぽい歌が聴こえたといっていました。
あと、そういえば夫は、最初にあのドラゴンを見たとき、『純日本風とも純中華風とも微妙に違う気がする、ちょっと不思議な龍だ』と言ってましたっけ。
走っている車の窓からチラッと遠目に見ただけだったから、裸眼視力0.9の私にとっては『なにやら緑色の龍っぽいものがある』程度だったのですが、矯正視力2.0(←メガネの度、無駄に強すぎ!)の夫にはディテイルが良く見えたらしいのです。
沖縄の民俗文化と分かって、なるほど〜と納得。その手の事柄に関する夫の眼力に、ちょっと感心しました。

というわけで、年の初めに、なかなか面白い体験をしました。


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