時々管理日誌
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2005年08月31日(水) 入水鍾乳洞体験記・1

仕事と主婦業で忙しかった夏休みも終わり、『イルファーラン物語』第四章を完結させ、頂いたイラストもアップし、完結記念の座談会も終わらせたので自サイトの更新もほっと一息ということで、やっと書く暇が出来ました、洞窟探検記……。

というわけで、このあいだ、入水鍾乳洞というところに行ってきたんです。
こんなとこ
私たちが行ったのはBコースです。
あと、ついでに、掲示板できんとさんが教えてくれたページも。
こちら。(←このページ、すごいですよ。つい読みふけってしまい、しかも、体験直後には『こんな体験は一生に一度だけでもう十分だ……』と思ったはずのあそこに是が非でももう一回行きたくなってしまう魔力を秘めています!)

ここは、有名な阿武隈洞の、隣の小さな鍾乳洞です。
私は阿武隈洞のほうには時間が無くて行けなかったのですが(本当は両方行くつもりだったのですが……)、何キロも離れていないらしいです。
というわけで、車で行った私たちは、まずは阿武隈洞への標識を頼りに、高速を降りて田舎道を行くと、途中から阿武隈洞への道を分かれて『入水鍾乳洞へ』の看板が現れました。
車を駐車場に止めて、靴と靴下を脱ぎ、持参したゴムぞうりに履き替え、入口に向かいます。

入口は急な階段の上。
階段の上り口のところに『ようこそ』みたいな看板と案内板があって、その脇に、『貸衣装あります』と看板が出ています。
えっ、『貸衣装』……?(・0・;)
まさか白無垢とかタキシードとか七五三の衣裳というわけはないし、これは、スカートなどで来た人のための、洞窟探検用の衣服ということでしょう。
そういうのがあるということは、HPにも書いてあったし。
でも、『貸衣装』っていうと、結婚式の衣裳を想像しちゃうんですけど……(^_^;)

階段は神社の参道のような雰囲気で、門前の茶屋みたいな店が何軒か出ており、流しそうめんやダンゴなどを売っていて、思わず心惹かれます。
階段の脇には趣のある清流が流れていて、きっと、この水が鍾乳洞の中を流れているんだろうなあと思って眺めます。とっても冷たそうです。

そして、なんといっても、見学を済ませて階段を下りてくる人たちに注目。
みんな、ゴムゾウリ姿だったり、ズボンを膝までまくっていたり、そして、人によっては、かなりずぶ濡れです!
なんだか胸の辺りまで濡れている人も……?(・_・;)
でも、みんな、すごく楽しそう。笑顔がハッチャケています。
これはよっぽど楽しいところに違いない……と、期待が膨らみます。

途中に売店があって、そこが、例の『貸衣装』をやっているところです。
わらじと短パン、雨合羽などを貸し出しているようです。
私たちは最初から濡れることはある程度覚悟して、子供は最初から半ズボン、パンツとTシャツの換えも持参、大人は膝までまくれることを確認済みのジーパンなので、このままでいいだろうとスルーします。
ロウソクも売っていましたが、うちは、ヘッドランプを一個だけ持参しており、みんなで固まって歩けば一個でも大丈夫だろうと思ったので、それもスルーします。
だって、まさか本当に全く照明が無いとは思ってなかったし……。

ところが、洞窟入口の入場券売り場までたどり着いたところで、「明りは必ず一人づつに必要です」と言われ、引き返してロウソク(200円)を3本買う羽目に。
長さ15センチくらいある大きなロウソクですが、本当にこれで1時間(私たちが希望していたBコースの標準所要時間は約1時間)、絶対に持つんでしょうか……?
コースを間違えたり、途中で休んだりしてのろのろしているうちにロウソクが燃え尽ちゃったりしたら、怖くない……?
絶対に一人づつ明りを持たなきゃ入れないということは、中は本当に暗いと言うことで、その明りがロウソクというのが、なんとも頼りなく、ちょっとドキドキです。

また、肩に500ml入りペットボトルのホルダーを掛け、背中にミニリュックを背負っていたところ、荷物は持って入れないのでロッカーに預けていくようにとのこと。
えっ、こんな小さなリュックもダメなの? なんで?
そりゃもちろん、手がふさがるようなバッグや大きなリュックはダメだろうと思ってたけど……。
なんかちょっと、色々心配になってきます。

で、服装のこともちょっと心配になって、わりとつっけんどんな受付の女性に、
「かなり濡れるんですか? 膝までのズボンで大丈夫でしょうかね? どのくらいまで水があるんですか?」と聞いてみると、
「水の中で四つんばいになりますから、人によってはパンツまで濡れますよ」とのこと……。
券売所に更衣室も付いてるし、もしかして、短パンをレンタルするか、少なくとも着替えを運び上げてロッカーにあずけておいたほうがいいかも?
でも、長い階段を上がり降りして車から荷物を持ってくるのは大変。
何を着て行ってもどうせ濡れるらしいし、着替えは持っているから、最初から濡れる覚悟でこの格好で行って、どうしても必要なら車まで戻ってから近場のトイレででも着替えればいいやと開き直り、荷物を預けて出発。

まずは入口で、希望コースを告げ、係の人からコースの説明を受けます。
Bコースからは水の中を歩くことになり、水温10度なので、「最初はすごく冷たいですが、我慢していれば慣れます」とのこと……。
水温10度の水の中を歩くと言うのは事前に知っていましたが、まさかその水に30分もずっと入っていられるとは思えなかったので、(きっと、ずっと水の中ではなく、ところどころだけなんだろう)と思っていたのですが、そうじゃないらしいです。そうか、我慢か……。ひたすら我慢なのか……。
本当に大丈夫なのかなあ。ちょっとガクブル……。

時間切れなので、次回に続く!
まだ、洞窟入ってませんねえ。この調子では何日かけて連載になることやら……(^_^;)
しかも、毎日じゃなく飛び飛びになると思います。


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