時々管理日誌
時々だけ書く管理人の日誌です。
サイト運営や創作について、日々の雑感など。

2005年03月07日(月) 本日の更新&泥縄大王

掌編集<子供の領分>UPしました。
田島光記さん主催の企画『365ALIVE』(2月で終了しています)に投稿した現代もの掌編3編の再録です。
暗〜い(^_^;)、非エンタメ作品です。

一応、非ファンタジーのつもりなんだけど、空想と現実が渾然と入り混じった子供の内的世界を描いているので、リアリズムとも言い難く……。
要するに『何だかよくわからない暗〜いもの』です(^^ゞ
ものによっては、けっこうダーク&残酷。
ものによっては、ほのぼの&お涙?

企画投稿時はタイトルがなかった掌編ですが、今回、タイトルをつけました。(もっとも、私の心の中では最初からタイトルがついてたんですが……)
女の子が猫を殺して埋める話が『星の猫ルシーダ』で、男の子が朝ごはんに玉子ご飯を食べる話が『ふたごのたまご』で、幼稚園女児がアリンコをつぶす話が『だあれもしらない』というタイトルです。

企画への投稿は『星の猫ルシーダ』『ふたごのたまご』『だあれもしらない』の順番だったのですが、サイト再録に当たっては、順番を逆にしました。
順番といっても続き物ではなく、どこからでも読めるようになってるのであまり関係ありませんが、一応、年齢の小さい順に並べてみたのでした。
ちょうど短い順にもなってるし、『ルシーダ』のラストが一番連作のラストに相応しい気がしたので。
『だあれもしらない』は、途中までほのぼのとみせかけてラストがブラックなので、あれが最後だと後味悪いだろうし……(^_^;)

たった3編の掌編集、扱いにちょっと悩みました。
扉ページをつくるべきかどうかとか、フレームメニューから直接飛べるようにするかどうかとか。
結局、扉ページは作らず、トップのサイト案内の作品リストからは各作品に直接飛べるようにし、フレームメニューには、今までサイト案内中のリストからしか飛べなかった『銀河鉄道途中下車』と合せて『その他作品』という項目を作り、『その他作品目次』を作ってリンクしました。
これで、今後、雑多な小品が増えても、悩むことなくここに突っ込めます(^^)

シンプル・イズ・ベストをモットーに、『基本的にすべての作品(または作品専用目次)にトップページからワンクリック飛べる』ことにこだわってサイトを構成してきましたが、作品数が増えるごとに泥縄式に対応していくと、やっぱりごたごたしてしまいますね。
最初からもっと計画的にやってればよかったんでしょうけど、なにしろ『いきあたりばったり大王』なんで……(^^ゞ

最初から中身がなくても細かく仕切った入れ物を用意しておいて後から中身を入れている方式じゃなく、中身が出来てからそれを入れるための場所を作るというやり方は、そういえば、召喚図書館のほうでも共通してます。

前にも書いた気がするけど、こういう人がイルベッザ城のような建物を作るんですね!


 < 過去  INDEX  未来 >


冬木洋子 [HOMEPAGE]