| 2005年01月23日(日) |
サルベージ大作戦その2 |
さて、『消えたメール』事件(笑)の続きです。 で、とりあえず、あれこれ検索したら、フリーのデータ復元ソフトを発見。 ゴミ箱からも削ってしまったファイルを復元できるというものです。 これは役立つ! ありがたい!
これは、誰かの役に立つかもしれないから、一応、ご紹介しておきます。 その名もズバリ復元。(←ベクターの該当ページに跳びます) 有料のデータ復元ソフトや復元サービスはたくさんあるけど、フリーのソフトは貴重かと。
これを使用したら、どこからともなくファイルがサルベージされてきました\(^o^)/ ファイルは、メインのフォルダ(私に来たメールがジャンルを問わず重要なものからどうでもいいものまでいっしょくたにほとんど全部)が一つと下部フォルダが二つ(召喚リンク関係のメールと送信済みメール)の3つに分かれていますが、3つとも救出できました。 ファイルのサイズも0とかじゃなく、それぞれ、ちゃんとそれなりの大きさがあって、どうやら入れ物だけでなく中身も一緒に救出できた様子。 結局どこから出てきたのか分からないんですが、やっぱりパソコンの底(笑)のどこかしらに沈んでたんですねえ……。
でも、救出されたファイルはDBXという形式で、これはOEのメールの保存形式なので、OEの中以外では、そのまま開いて中を見ることが出来ません。 ワードパッドで無理やり開くと、メールアドレスなど部分的にはそのまま見られますが、本文などは文字化け(?)して暗号のようになった状態です。 が、とにかく、ちゃんとそれらしい中身が入っていることは確認できました。
ここまでは、去年のうちに急いで実行。 削っちゃった後、時間がたったりいろんな作業をしたりすると何かの拍子に上書きされて、まだ残ってたデータも消えたり壊れたりしてしまうかもしれないから大慌てだけど、とりあえずファイルが救出できて、それらしい中身が入っているが確認できていれば、後は、その救出したファイルをきちんととっておきさえすれば、もう時間の経過とは関係なく、何とかなるならなるし、どうにもならないなら、ならないでしょう。
というわけで、お正月明けに落ち着いたところで、おもむろに作戦続行。 DBXファイルを見るためにはファイルをOEにインポートすれば見られるようになるはずなのですが、なぜかインポートがうまく行きません。 試行錯誤の末、インポートは諦めて、とりあえずOEにファイルを戻せなくても中の文章を開いて見ることさえ出来れば差し支えないからと、今度は、DBXファイルをOEの外でも普通に開けるEMLという形式に変換するフリーソフトを探し出し、実行しました。
そうしたら、なぜか、3つあるファイルのうち、一つだけ変換に成功。 あとの二つは、どうしても変換できません。 ワードパッドで中を見た限り、どれも同じような状態で、一つのファイルだけが無事で他のは壊れているようには見えないんですが、やっぱり、データのどこかが壊れてるのかもしれません。
そこで、今度は、壊れてしまったEMLファイルからメールデータを救出するフリーソフトを落としてきて、また実行。 すると、今度は別のもう一つだけ復活できました。 でも、もう一つは、やっぱり、どうやっても開けません……。
でも、運良く、最後に残った一つは送信済みメールのファイルでした。 これは、自分が出したメールだけで、ここにはレンタル会社等からのIDとかパスワードの連絡などの重要なお知らせは入っていないはずで、まあ、無くなってもそんなに支障はないので、もう諦めることにしました。
結局、お世話になったフリーソフトは3種類。救えたファイルは3つのうち2つ。でも、運良く、救えた二つが本当に重要なファイルで、救えなかった一つはそれほどでもなかった……というのがサルベージ大作戦の成果です。
というわけで、暮れから正月にかけて、一見のどかに年賀カキコなどをしている裏で、実は年を跨いですったもんだと苦労していたのでした……(T-T)
まあ、それもこれも、私がバックアップをしていなかったせい。 バックアップさえしていれば、こんな無駄な苦労をしなくて済んだのに。 自業自得ですね。いい教訓になりました。やっぱりバックアップは大事ですよね! ……と、分かっちゃいるんだけど、つい……(^^ゞ (←やっぱりぜんぜん懲りてない(^_^;))
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