| 2004年08月18日(水) |
構想20ウン年、執筆30分 |
参加している競作企画 365ALIVEに、また掌編を投稿してきました。 8月18日付けのが、そうです。 相変わらず浮きまくりです……(^^ゞ
実は、前回の『ふたごのたまご』、その前の猫の話に続き、今回のも、中学生か高校生の頃に考えたネタです。 構想20ウン年、執筆30分(笑)。 『20ウン年』というのは年齢をごまかすためにぼかしてあるわけではなく、正確にはいつごろ作った話か覚えてないからです(^_^;) たぶん中学生か高校生の時だろうとしか……。
こんな大昔のデッドストックなネタがいまさら日の目を見ることになるとは思いませんでしたよ。 この競作企画に参加しなければ、たぶん一生、ちゃんとした形を成さないまま立ち消えになっていただろうネタだから、企画への参加がいいきっかけとなりました。
『ふたごのたまご』もそうですが、これも、元は散文詩のつもりで考えていたものです。 今でも、一応、表向きは掌編ということにしていますが、実は散文詩かもしれません……というか、やっぱり散文詩ですね、あれ。
私はもともと中学生の頃から詩を書いていて、自分にとっては詩が一番当たり前の、デフォルトの表現形式だったので、かなりストーリー性のあるものでも、詩以外の形式で書こうということは、なかなか思いつかなかったのです。 で、けっこう強引に詩でお話を書いていました。 時々、メロディが付いてることもあったりして(^^ゞ 例えて言えば『平家物語』みたいな?
今にして思えば、かなり変わった、時代とズレたことをやっていたと思うのですが、当時としては別に特殊な表現形式を選択しているという意識は無く、それが私にとっては一番普通に思いつく、自然な表現形式だったのです。 しまいにはSFまで散文詩の形で書こうとして、当然ながら構想段階で挫折していましたっけ……。
まあ、今にして思えば、あたりまえですね(^_^;) SFを詩の形式で書くというのは、絶対出来ないとは言いませんが、平凡な中学生には、普通、無理でしょう……。 そうか、それで当時の私はいつも構想段階で挫折してたのか……。 書きたいものを書くために相応しい形式が分かってなかったらしいです(^_^;)
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