今日、子供たちがふきのとうを採って来てくれて、てんぷらにして食べました。 我ながらうまく、からりと揚がって、美味しかった♪ 今年初めてのふきのとうでした。
そういえば、昨日は、子供たち、ノビルを採って来てくれました。 ノビルは、近くに穴場があるらしく、去年も今年も、シーズン中は頻繁に採って来てくれるのです。 その穴場は、子供たちの秘密だそうで、親にも教えてくれません(でも、夫はひそかに知っているらしい……。子供たちがノビルを摘んでいる姿が、実は台所の窓から丸見えだったんだそうです^_^;)。 そして、そのヒミツの穴場から採って来たノビルを、私がいない間に台所でこっそり洗って、根を切り落としてお皿に入れ、冷蔵庫に隠しておいて、「はい、おとうさん、おつまみ!」と差し出す時の息子は、それは誇らしそうで、嬉しそうです。
このあいだ、夫の弟が、帰省の途中で我が家に立ち寄ったときも、息子は、「ちょっとまってて!」と言ってノビルの場所に走っていき、ノビルを一掴み採って来て、プレゼントしていました。 大好きなおじさんに、何かあげたかったのですね。
子供って、好きな人に何かあげたくても、人にあげられる『自分のもの』って、何も持ってないじゃないですか。 自分の持ち物はみんな親にもらったものだし、お小遣いだって、親やおばあちゃんからもらったものだし、純粋に『自分のもの』と言えるものが、何一つない存在なのです。 そんな、何も持っていない存在である子供にとって、ノビルを採ってきて親に喜んでもらえるというのは、すごく誇らしく嬉しいことなのでしょう。
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