時々管理日誌
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2003年03月03日(月) なぜかボブ・サップ&推敲中

最近、子供が時々、何をどう答えていいやら分からない妙な質問をします。
この間は、突然、
「ねえ、お母さん、もし、結婚した人がボブ・サップだったらどうする?」
と聞かれました。
まるっきり意味不明です。どうするといわれても、返答に困ります……(^_^;)
う〜ん、最初からボブ・サップだって知ってて結婚したんだったら別にしかたないけど、ボブ・サップだって知らずに結婚して、後になってから「今まで黙ってたけど、実はボブ・サップだったんだ」とか言われて、変装用のお面をむしりとったら下からボブ・サップがあわられたりしたらやっぱり嫌かも(^_^;)……、と思ったので、とりあえず、そのように答えておきましたが……。
なんだかなあ〜。子供って、ヘンですね。

『イルファーラン物語』第二章の続きを推敲中です。
今、第一場の前編をアップして、これからアップする中・後編を推敲しつつ、その先もざっと見渡してみているところ。
第二章の第一場は、長いので三回に分けますが、ここ、ほんとに大失敗です。
第一場全体が回想シーンで、『旅立ち前夜の里菜が、アルファードに軍隊に勧誘された夜と、その後の約一週間を回想する』という構成になっており、続けて読めばまだそのことが分かるのですが、細切れにして連載してしまうと、読んでいる方が、途中でこれが回想シーンだということを忘れてしまいそうなのです。
しかも、回想される出来事が、時間順ではなく、とりとめのない里菜の連想に従ってあっちこっちへ飛ぶという構成ので、ますますわかりにくい。

そうでなくても、この、第二章第一場から第二場にかけては、作品全体の中でも特に不出来な部分の一つなのです。
このへんを読み返してると、『イルファーラン物語』ってやっぱり完成度が低い話だなあと、あらためてしみじみ感じています(ーー;)
とにかく、不自然に説明ばかり多い。
しかも、どうしても必要な説明は仕方ないにしても、不要なことまで説明してる。
でも、うっかり不要だと思って削ってしまうと、後で必要になるのを自分が忘れてるだけかもしれないし、一回書いたものを消すのはもったいないから、思い切りがつかなくて削れない。
私、使う当ても無い包装紙や空き箱などを、もったいないから・いつか使うかもしれないからと言って、なんでもかんでも溜め込むタイプなのです(^_^;)

それにしても、そういえば第一章も、前半はひどい出来でしたね。
第二章も最初の数場が一番マズくて、実は、第三章も、最初の数場が、とても困った出来具合。
つまり、毎回、章の始めのほうが困った出来で、後半は多少良くなるというパターンがあるらしいです。

でも、私に限らず、設定の説明や伏線張りが必要な前半は書きづらくて、後半からクライマックスにかけて話が盛り上がってくる部分は楽しく書ける人って、多いんじゃないかと思います。『多い』というか、普通はそのパターンなのでは?(中には逆の人もいるかもしれないけど)

クライマックスのおいしい部分はわりと誰でもうまく書けるんだから、その前の導入の部分をいかに面白く書けるかが上手い下手の分かれ目なのかも(^_^;)
こんなにあからさまに、クライマックスでは調子づくけどそこに至るまでの導入部の要領が悪いのが丸分かりなんて、まさに稚拙の証拠ですね(^_^;)

でも、いくら我ながら稚拙だと思ったからといって、根本的に何とかしようと抜本改革モードで推敲を始めてしまうと、いつまでも連載を進められなくなるので、あえて、軽い修正だけでアップしてしまおうと思います。
ちょっとがんばって推敲すればすぐによくなるんなら頑張ってみるけど、今の段階で改稿しようとしても、ほとんど無駄なあがきだと思うので。

だって、私、もう、かれこれ十年、これを推敲してますからね。
ちょっとやればすぐ良くなるぐらいなら、もう、とっくに良くしているのです。今、直ってない欠点というのは、ちょっとやそっとでは直らない欠点なのです。だから直さなくていいってわけじゃないけど、納得いくまで直してからじゃなきゃアップできないとしたら、多分、私、一生何もアップできませんから(^_^;)

それに、1人で考えてても、これ以上進歩がないけど、とりあえずアップして、みんなの意見を聞いてみれば、何か新しい進展があるかもしれませんしね。

というわけで、『イルファーラン物語』、まだまだ発展途上です(この先必ず大幅に進歩するという見通しがあるわけでもありませんが(^^ゞ)。
まだまだ未完成で、アラが大変多いです。
だからもし『アラが多い』『完成度が低い』『稚拙である』などの点について苦情を言われても『はい、そのとおりなんです、ごめんなさい』としか言えませんが、具体的な問題点のご指摘は、後日の改良の参考になるかもしれないので、大歓迎です!

というわけで、割と近いうちに、第二章第一場(中)をお届けできる予定です。




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