時々管理日誌
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2002年02月20日(水) 『イルファーラン物語』更新

今回更新分の第六場後半、実は、丸ごとボツにしちゃおうかとまで悩んだシーンです。
前回、第六場を二回に分けて前編だけ載せたのは、全部一度に載せると長すぎるというのもあったのですが、もしかすると第六場後半は全部ボツにするか、大幅改稿するかもしれないからというのもあったのです。
魔法がどうのこうのという説明が、どうにも冗長で、丸ごと無駄のような気がして。

そもそも、このお話の発想の土台になった『魔法を消す力』という設定自体に、根本的に無理がある気がするのですね。場合によっては丸々無駄のような気がするのです。
もう、その設定自体を丸ごと削除してしまおうかとさえ、何度も思ったくらい。
この設定、それのおかげで説明があれこれと煩雑になるわりに、ストーリー展開上、どうしても必要な設定なのかどうか、今となってはいまいち分らなくなっているので……。

でも、そんな基本設定まで修正するとなると、お話のそもそもの土台に関わってくるので、ものすごい大工事になる……どころか、もう土台が完全に崩れてしまって修復不可能になりかねないので、あきらめました。
で、悩みの種のひとつだった第六場後半も、結局は、ほとんど手を入れないまま、全部載せてしまいました。今は改稿より更新を優先したかったのです。

この、第六場、次の第七場あたりまでが、このお話の一番マズい部分で、そこを越えれば、あとはある程度、何とかなると思うんです。
だから、今が、ダメダメの山場(^_^;)
何とか早く、ここを通り過ぎてしまいたい!
もう、少しくらい直しても直さなくてもどうせ大差ないんだから、多少の不出来には目をつぶって、ただ、なるべく早く、このダメダメ山トンネルをダッシュ(というほど早くもないですが^_^;)で抜け出したい……。

なんか、この辺で、あんまりのろのろしてると、最初のほうでついてくれた読者様も呆れて離れていきそうで心配です。
少しぐらい退屈だったり下手な部分があっても、更新が早くて、すぐにその部分を通り過ぎれば、先への期待で何とか読み続けてもらえるかもしれないけど、こういう、展開の遅い部分で、しかも更新速度が遅いと、どう考えても、誰もついてきてくれなくなりますよね(^_^;) (ていうか、もう見放されてる?)

そんなわけで、今ここであれこれ悩んで立ち止まっていると、いつまでたっても先に進めないから、とりあえず、解決できない問題は脇へ除けといて、先に進んでみました。
で、その、とりあえず脇へ除けといた問題が、後になればちゃんと解決できるかというと、それは甚だ怪しいのが困ったところなんですが……。
いつか自分にもっと力がついて、余裕が出来た時に、もう一度、今度はもっと大幅に改稿して決定版が作れたら……とは思うんですが、たぶん、このお話は、もう一生、このまま、不完全なままになるのかもしれません。というか、まず間違いなく、そうなるでしょう。
でも、一生完成することが無ければ、一生ちまちまといじり続けて楽しめられるんだから、まあ、いいか(^^)、です。


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