 *〜覗いて 感じて〜*
DIARY INDEX｜PAST｜
| 2002年03月30日(土) |
ブドウ ＆ トウモロコシの話 |
種はあるんだけども 大粒で とっても甘いぶどうを買った。
食べたら 想像以上に甘くてとっても美味しかった。
一人だったし めんどくさかったので キッチンのシンクの前に立ったまま ペッペと種をシンクの中に出しながら 食べた。
おいしくって 止められず 何個も食べた。
１０分近く 食べ続けていたかもしれない。
食べながら ふっと こんな姿を誰かに見られたら なんてこと思った。
ペッペ ペッペと種をシンクの中に吹き散らしながら ぶどうを懸命に食べるババア。
あー みっともなああい。
あー 恥かしい。
食べるって行動は 実に艶かしい と私は思う。
種をペッペとなんて ほんと久々にしたのだけども あーいう食べ方するのってなかなか快感。 食べ物が一段と美味しく感じられる。
指先で種を一つずつチョンとほじくり出しティッシュに受ける・・上品ね、お行儀いいわね。
けど 味は半減するかもしれない。 いや きっときっとしてるに違いない。
話しは変わるけど カップルが何を一緒に食べるか？で つきあいの進行状況がおおまか想像できると云う。
そうでしょねえ。
初めてのおデートで とうもろこしなんて 食べる人いないでしょうねえ。
とうもろこしには 甘くせつない想い出がある。
まだ付き合って間もない彼と夏祭りに出かけた。 止めればいいのに 焼きとうもろこしがとっても食べたくなった。
食べる時のこと 食べたあとの状況を予知する余裕は全くなく、食べたいものを口にすることだけで頭がいっぱいだった若かりし頃の純粋なワタクシ。
いざ食べようとした時 やっと気が付いた。
歯剥き出すなんて とてもじゃないけどできない。
かじりつきたい けど・・ かじりつけない。
思い切ってかじりついちゃおか・・・けど 食べたあと私の歯は・・。
そこで私が選んだ道は・・・ 一粒ずつ取って食べる道。
一粒取っては できるだけ奥歯で食べた。（歯の間は無事だったが 爪の間が黄色くなった）
ちいとも美味しくなかった。
タイムオーバーで 半分以上捨てた。
平気な顔して ｢おなか いっぱいになっちゃったあ。｣なんておお嘘ついて捨てた。
おやすみなさい。 バイバイ！
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