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2003年03月16日(日) freebird

今は春。
僕はそれを思い出す。

身勝手な思考。
不甲斐ない行動。
そこからどこまで脱却できたのか、定かではない。
でも、一年前と比べれば今のほうが自分に自信がある。
まだまだ十分だとはいえないけれど。
そして満足することはおそらくない。
それでいい。
満足するまでは、どこまでも飛んでいける。

(というか、まだ飛び始めてすらいないのかもしれない)

『鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。卵は世界だ。生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊しなければならない。鳥は神に向かって飛ぶ。神の名はアプラクサスという』
(ヘッセ(高橋健二[訳])『デミアン』)



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