on a wall
亜栗鼠



 ふりだしへもどる

夢を見た。
いくつも並ぶ仮設住宅のようなところで
「ココで寝な。」
押入れに入れられ
「逢えなくなるわけじゃないから。」
旦那様は去っていこうとする。
「嫌・・嫌・・・」
追いかけて縋りつく。
「暫く離れて暮らした方がいい。」
また押し入れに戻される。
どうすることも出来ないのか
言われるままに従うのがいいのか
なりふり構わず縋りつくのがいいのか
どうすればいいのか分からず
ただただ泣くことしか出来ないでいる。


ふと目が覚めた。
外はまだ暗い。
旦那様は着替えて出て行こうとしている。
怖くて怖くて
「いやいやいやいや行っちゃいや」
言いそうになって
堪えて
抱き付いた。
外が暗いのは、雨の所為だった。
もう朝だった。



仕事が終わると、どっと疲れに襲われる。
話したいこと沢山ある。
何を話せばいいのか分からなくなる。
言葉にならない。
口に出せない。
必死で考える。
何を考えればいいのか分からなくなる。
何を話せばいいのか分からなくなる。
言葉にならない。
話したいことは沢山ある。
何を話したいのかわからない。
伝えたいことは沢山ある。

無限ループ

気持ちは焦る。
感情を持て余し
身体がいらつく。
身体をどこかに打ち付けたい
傷つけたい
昔に戻ってる?
貴方を悲しませてしまう?
身体がいらつく。
我慢は出来る。
抑えこむことは出来る。
でも、でも、
伝えたい。
言葉にならない。
言葉に出来ない。
指を噛む。
止めてくれなければ
噛み千切ってしまっていた。
傷をつけてしまった。
大切にしているはずの身体に。
そのうち消える傷。
だから許して。
ひとりの時には決してしないから。

いっぱい泣いた。
少し伝えられた。
笑えた。
貴方がいる。
目の前に貴方がいる。
貴方に触れられる。
あたたかい。



今までのことは思い出にして記憶にして
もう一度初めから
シンプルに
楽しいことを
自分が楽しいことを
自分を1番に
次に旦那様

もう一度作り直し。



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2003年01月23日(木)
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