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on a wall
亜栗鼠
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別に特別な世界でもない
主従関係にある二人が、恋人だとか夫婦になるとどうなるのかと思っていたけれど、普段はまったく普通なのだ。
普段の生活も主に絶対服従しているわけじゃない。
かといって、プレイ中も絶対服従出来なかったりする私はまだまだ未熟者なのか。
あふ。
彼が、ご主人様の顔になると、 ご主人様の声になると、
私のMのスイッチが入る。
とたんに動けなくなる。
顔つきも変わる。
「Mの顔になってる」
と言われて、ますますMモードに入りきる。
乳房を鷲掴みにされて、乳首を摘まれて、
「いけ」と囁かれるだけで昇天する。
声を出せず、息も出来ない。
下着を着けていないので、太股までお汁が垂れてくる。
そのまま喫煙所まで行って煙草を吸って帰ってくる。
お汁が垂れてこないか少しドキドキするけど、私はご主人様から離れてしまうと醒めてしまう。
帰って、ショーツかブラジャーかどちらか返してあげると言われ、ブラジャーを選んだ私。
「プライドを選んだか・・・」と笑われて、すっかりMスイッチオフになる。
寄せてあげるブラジャーを取られたら、すっかりなくなってしまう胸。
ノーパンで歩くよりもノーブラの方がよっぽど辛い(笑)
いや、本当はパンツ履いてなくても誰にもバレないけど、ノーブラだとバレちゃうんだもん。あひ。
お腹が痛くなるほど笑って、パンツも返してもらった。
SMの世界に足を踏み入れて、SMとはただの性癖と片付けられるだけのものではないことを知った。
「最近、良い顔で笑うようになったな。」
と言われるようになった。
サービスのS と云うけれど、
精神安定剤のS かもしれない。
中毒性のある精神安定剤。一度味を覚えると、なかなか抜け出せない(笑)
まだ、SM論なんて語れるものは持っていないけど
私にとってSMとは 心
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2002年05月24日(金)
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