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2007年01月29日(月) ■ |
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松本清張わるいやつら:第二章 |
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松本清張わるいやつら
小島聖の容態が悪化しました。呼ばれましたのは義理の弟です。
「助からない可能性はどの位ですか」
と聞きました。
はぁ〜?です。『義理』というのは悲しいものです。
”助かる可能性はどの位?”とは尋ねません。
それを聞いてた上川隆也は
「かわいそうな女だ!義理の弟では警察は絶対に呼ばない!」
と言い切りました。警察の介入がなければ、事件にはなりません。
わが身は救われるですか。
上川隆也は葬儀に米倉涼子を参列させます。
「看護士が患者の葬儀に来るの?」とは余貴美子
誰だってこれは抱く疑問です。余貴美子は何となくかぎつけましたね。
さて、病院では伊武雅刀(事務長)が上川隆也に
支払いが2400万円滞ってるを話されていました。
小島聖の出棺が二時と米倉涼子は上川隆也に告げていました。
伊武雅刀の背後の時計が二時十五分。すると・・・・・
電話です!
「全てが終わりました」と米倉涼子
思わず笑いが出る上川隆也。その時
「よく笑ってられますね」とは伊武雅刀
米倉涼子の連絡を『待って、待って、待ってでしたから』
先ほどまでの事務長の深刻は話なんては上の空でした。
だから我慢できない”笑い”がこぼれたのですよ!
伊武雅刀さま!!貴方は、上川隆也の笑いを勘違いされています。
伊武雅刀が部屋を出た後はそれはそれは!驚きです。
笑いはおさまりません。止まりません!
上川隆也とは恐ろしい人物であります。
上川隆也に資産家の笛木優子を紹介したのは北村一樹(弁護士)
北村一樹が米倉涼子に関心を示してるを知った上川隆也は
検査結果を北村一樹に届けるよう米倉涼子に指示しました。
「食事でも・・・」
「院長に叱られます」
「院長は了承済み!」
二人の男性の好みが何であるかは、問いたくありませんが、
世の中にはアホな女が多うございます。
米倉涼子さま!上川隆也を好きなのですよね。
貴方はこんな扱いをされていても・・・・・
「夫は生活力はないし年寄りだし貴方医者でしょう?何とかならないの?」
とは余貴美子!彼女は手強い!したたかな女です。
上川隆也は”騙したつもりが騙されて・・”にならねばいいですが・・。
余貴美子が”一緒になりたいわ!”と上川隆也に言っていました。
そこでは、唯一、彼がすてられない女!米倉涼子がいます。
「米倉涼子はあぶないよ。貴方の犯罪がバレたら困る。始末を・・」
なんてを、言い出しかねない女です。
そして上川隆也は次の犯罪に手を染めます。
上川隆也さま!米倉涼子さま!貴方らが一番恐れねばならない人間が
余貴美子だと、私はとんでもない考えを抱いています。
”私の予想ははずれます”はいつもの事ですが・・・(@^▽^@)
北村一樹も余貴美子も”わるいやつ”ですネッ!
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