結婚できない男
ケンちゃん！（犬）ケンちゃんの”犬っぽさ”がとっても素敵でした。
急性虫垂炎になり、国仲涼子は手術です。ケンちゃんは、預けねば、なりません。
預かった塚本高史にさくら（恋人）は
　『生ものを預けるなんて・・。私と犬、どっちを選ぶの？』
犬を”生もの”と言える・・・私にはそんな発想なんて浮かびません。(*'-'*)
”結婚できない男”とは一時間のどの場面でも
登場人物一人一人の会話を楽しめる・・ドラマであると思います。

さくらから、こう言われては塚本高史は預かる事ができません。
ケンは阿部寛が預かります。阿部寛のお部屋に、入ろうとしない
ケンにキュウリを見せる彼
”犬はキュウリを好きだったかしら”と感じた私はすっかり騙されました。
キュウリとは投げるものでした。投げたキュウリに飛んでったケン！
　「犬だな〜」と彼
犬の習性を良くご存知でした阿部寛さまです。

船の模型をケンに壊されたと、阿部寛は勘違いをしました。
”私が壊したのではありません”とワンワンと吠えながら、抗議してた
ケンの、名演技は忘れてはいけませんが、ケンの
住み家は、夏川結衣のお部屋に移ります。
　「ケンはゴミ箱はひっくり返しますから、我慢してください。
　　　　　　　　　　　　　犬も人間も欠点がありますから・・・」
”犬も人間も欠点がありますから”この一言を付け加えられるなんて！！
こんなのが、私を妙に喜ばせるのであります。
阿部寛さまって、貴方は会話の達人だと思います！

私のアルバイト先の看護婦Ａ子！
彼女は皆を笑わせる、天才だと信じています。同じお話をしてても
彼女が語れば、皆の笑いを誘います。
ある日の昼休み、待合室でメガネをかけて週刊誌を読んでた私に
　「Ｂ子『私』はお金になるものだったら、見えるけど、
　　　　　　　お金にならないのはメガネがいるんだね。」
先生のカルテの薬品名は、先頭のカタカナだけは、かろうじて読めて
後は曲線？そんな文字なのに仕事の間はメガネをかけていません。
カルテの中身は、全て、読み取れるようになっています。
そして、こんな会話が出来るのがＡ子です。素敵でしょう！！

ケンに悪態？をついてた阿部寛でしたが、ケンの魅力には参ったようです。
　「忘れよう」
と言っていました。ケンは国仲涼子のお犬ちゃんです。
そして、鎖からはずれたケンを捜しててずぶ濡れになってた、
阿部寛を見ながら
　「ペットを愛せる人は人も愛せる」と夏川結衣は言っていました。
”なるほど・・”と私はこのお二人のお言葉に、頷いていました。