|
|
2004年07月11日(日) ■ |
|
森村誠一作:人間の証明 |
|
ドラマの始まりはここからでした。
”忘れる事もできず、美しくなる事も許されない想い出がある”
意味深長な竹野内豊の語り。そして
竹野内豊の幼き頃らしい場面の暴力シーン
松坂慶子の少女時代らしきの火事場のシーン
これらが今後のドラマにどうかかわってくるのでしょう。
不良からからまれて、暴力を受けてた青年を助ける竹野内豊
でもそこでは、冷静沈着そうな彼からは想像も出来ない暴力でねじふせる。
一部始終を見てたらしい大杉漣が驚きたたずんでしまうのもわかりました。
”見知らぬ土地で死ぬなんて”と言う大杉漣に
”死ぬ時はどこでも同じ”と竹野内豊
人間って”これでもか、これでもか”と見せ付けられたり、押し付けられたりしてたら
感情も麻痺して”どこでも同じ”なんてサラッと言えるようになるんですね。
お台場で外国人が殺害される。
萩津和野のバス旅行の折りにガイドさんが
「この間はこちらで殺人事件が・・あちらでもありました」
なんて笑いをおりまぜて、私ら観光客に説明がありました。
観光名所のお台場もこういう形で登場するようになったのですね(笑)。
鹿内孝 松坂慶子 それに、この娘!!”ええ処のお嬢さまらしき”が恥も外聞もなく
ちゃんとした大人の人に対して生意気顔で口走っていました。
まぁー鹿内孝が娘をたしなめましたので、この場面は許してあげましょう(笑)。
人間の証明 一話でも見逃したら絶対にもったいなく感じるドラマです。
|
|