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2003年07月17日(木) ■ |
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NHK茂七の事件簿 |
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NHK”茂七の事件簿”が始まった。前回の”ゆうれい貸します”もよかったー
時代劇は”大河ドラマ”以外はほとんど見ないが、金曜時代劇は見る価値ありと思ってる。
近江屋主人藤兵衛が殺された処から始まるー
貧しくて近江屋の一人娘お美津からおにぎりをめぐってもらう、そば屋の職人彦次
お美津と彦次の前に現れた藤兵衛が言う。
「大川に捨てるめしをめぐんでもらうは、犬と同じかー」
下駄職人お園兄妹にお金を貸し与え、「恵んでるんではないよー貸してるんだよ」と藤兵衛
お園兄妹に、
「商いで生きていくのはきびしい。恵んだら恵んだ方は気持ちがいい。恵まれた方は
駄目になるー。自分が鬼だ、守銭奴だと言われてもこれは大事な看板なんだよー」
彦次がそば屋を紹介されたのは、藤兵衛からだと最後にわかるが、
お美津とのかかわりで、藤兵衛を知った彦次。
藤兵衛とのかかわりで藤兵衛を知ったお園兄妹。
お美津には、お園兄妹に示してた藤兵衛の本当の姿は伝わってなかったー。
親とはえてして、躾だなんだと、言いながら我が子にきびしく押し付ける。
親の本意をかいま見せる事をしないと、子供からは恨みをかうだけで、
愛情をわかろうとしなくなる。
よく事件を起こした子供の父親が”厳しくしすぎましたー”とかの
発言があるが、この時、親のやりきれなさ、情けなさを感じても後悔しか残りません。
犯人がお園兄妹の隣の家で聞いて・・藤兵衛とのやりとりで、
悪評高い彼が、寿司屋だけでなく、金貸しまでもしてると思い違いをして、
腹をたてて、石で持って藤兵衛を・・・
思い違いで事件に巻き込まれるなんて、悲しい腹立たしい話である。
と、考えながら、よく犯人が”ムシャクシャした。誰でもよかった”と言う事を聞く。
こんな自分勝手な考えで被害者にされるなんて とんでもない事である。
だが、現実にこういう事は起きている。こわい世の中です。
淡路恵子の茂七の義母役。はまり役です。バラエチィ番組できれいな淡路さまを
見てますのでこの違いもいいですね。
高橋英樹の時代劇はいいですね。彼はカツラがホント良く似合います。
先日の日記で”高原へいらっしゃい”
今回見まして井川遥は父親だけが亡くなってるのようでした。
両親がーと思ってましたので訂正します・・・。
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