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2003年07月04日(金)
高原へいらっしゃい!!

76年放送の山田太一原作ドラマのリメイクとか・・・
初回から見ごたえのある、展開を見せてくれた。
ドラマを見始める時、”好きなタレント出演”これは外れる時がありー。
”好きな脚本家”これは、まず外れる事がない。
その前に原作者がいてるって事もあるがー。
で、山田太一原作となれば、見逃せない・・・。

佐藤浩市が八ヶ岳高原ホテルの再建を任されて、
従業員確保に東京に出てきてる処から
始まる。英語ペラペラでホテルのベルボーイをしてた彼。
雑学百科を片手に話題を広げてる彼。
店内の停電を救った彼女。
コーヒーの出し方で客の身になって考える観察力、気遣いを見せて
くれた彼女。面接を自分の目で確認しながら選んだ最高のスタッフと思えた。
従業員に泣かされてそうな、経営者がいたとしたら、
なんとも贅沢なスタートである。
しかし、ホテルに着いた彼らが見たものが、クモの巣のある古ぼけた建物。
ここからいろんな事がわかってくる。
個性的な従業員がどんなかかわりあいを、持ち合うのかも楽しみである。
井川遥の父が佐藤浩市と昔・・・井川遥の両親が亡くなってるーてのが
何かありそうで、二人の間の障害とならねばいいけれど・・・
副支配人として登場した西村雅彦が 
  「管理する側の人間は仲間意識より監督意識を持つべきだ。人に対する甘さが
           ホテルをつぶしたんだ。同じあやまちを繰り返すなー」
と佐藤浩市にさとす場面があったけれど、”上にたつ人はつらい事あるんだろうなー”
まあ、私には縁のない話ではあるけれど・・・(笑い)
菅原文太のコック姿ってのも見たいものである。
画面から見える山々や列車、花、ドラマの合間に自然を見せてくれるのも、嬉しい。
次回が楽しみであるー。