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■ 花屋に薔薇がなかったら
ローゼン麻生が困るだろう……今夜のフジの9時、10時を観ながらふと思った管理人です、こんばんは。
野島さんの脚本なので一筋縄ではいかないんでしょーが、それでもつまらんです。同居人の暇つぶしにお付き合いって感じ。 去年の今頃わあわあ言ってた「ヒミツの花園」から約2名流れてますね(笑)。
TVドラマはつまんないなーっていうのと同じく、ケータイ小説は読むに耐えない気がしてましたが、昨日『なぜケータイ小説は売れるのか』(本田透/ソフトバンク新書)を読み、いろんなことがストンと腑に落ちました。 検証が丁寧で分析も明快、文章もリズム感があってたいへん面白かったです。
以前拙日記で、ケータイ小説には「レイプ」「援助交際(売春)」「リストカット(自殺)」「純愛(真実の愛)」という4つのキーワードがあると書きましたが、本書はさらに「妊娠」「薬物」「不治の病」を加え、七つの大罪というハガレンも真っ青な定義を提示しています。
この七つの大罪が「人生で考えられるイベントのすべて」である閉塞した読者(=10代の少女たち)に、不幸続きの人生にもなにかしら意味があり、いずれは「真実の愛」によって救われると信じさせる<物語>がケータイ小説なのだと、一応の結論が導きだされていました。
評論でもネタバレになると申し訳ないのでこれ以上突っ込みませんが、他にも「なぜ物語はハッピーエンドでなければならないか」とか「なぜPC小説はケータイ小説のようにブレイクしなかったか」等々、文章周辺に興味のある人には盛りだくさんな内容になってます。
2008年02月18日(月)
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