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■ dinorahって何だ?
ポルトガル語らしいんだけど、翻訳サイトで検索してもよく分かりません。人名なのかしらん?
なんかこう自分に喝を入れたくて、大昔の曲なんか聴いてます。 今日はクインシー・ジョーンズ日(笑)。 本人のオリジナルと共に、マイケル・ジャクソンやジョージ・ベンソンのプロデュースアルバムも。ああ、懐かしいなあ。
その中に「DINORAH DINORAH」というタイトル曲がありまして、作曲はブラジル人のイヴァン・リンスというから、多分ポルトガル語なんじゃないかなあと。
柳田邦男『犠牲』、予想通り重い内容のため、じっくりゆっくり読んでおります。優れたノンフィクション作家として知名度の高い柳田さんの家庭が、こんなボロボロだったとは知りませんでした。 逆に家庭の辛さがあるからこそ、深い洞察力を培ったのかとさえ思います。
長く神経症に苦しみ自死を選んだ次男が脳死に至る過程を、ただ見守るしか出来ない無力感。胸が張り裂けんばかりの後悔と悲しみに襲われ、それでもなんとか理性を保つため敢えて客観的になってみたり、千々に乱れる心の動きが綴られています。 理路整然とした文章が、かえって心の傷の深さを表しているようで、本当に辛いです。
書名の『犠牲』は、次男がたいへん共感していたタルコフスキーの同名の映画からつけたそうです。自己犠牲(=サクリファイ)することで世界を救おうとする男の物語。 この場合の「犠牲」はほとんど「生贄」と同義だ、と柳田さんは書いています。
あと半分、最後に柳田さんがたどりつく境地に、今から想いを馳せています。
2007年02月26日(月)
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