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■ ある大統領の死
……ウォーターゲート事件の重大さを考えればニクソンの辞任は止むを得ない。しかしフォードに比べればまだマシだ。何故ならフォードは頭が悪い。
朝の小テストで、時事問題を出すのが好きな先生がいました。
現在のアメリカ大統領補佐官は誰?
たまたま答えられたのがキッカケで、新聞の国際面も読むようになりました。まだ政治の仕組みなど分かるハズもない子どもでしたが、当時連日のように騒がれていた事件で、多少の興味はあったのです。
とにかく、なんだか悪いことをして、ニクソンは大統領を辞めなくちゃならなくなった。次の大統領はフォードという人らしい――そんなとき前述のコラムを読み、不憫にも「頭の悪い新大統領」と、極東の子どもの日記に記されてしまいました。
その後、映画『大統領の陰謀』を観、原作も読み、ウォーターゲート事件がどんなものだったのか知りました。 一国の政治の在り方を知るというのは、その国の裏の顔を知ることでもありました。
第38代大統領、ジェラルド・フォード氏が亡くなりました。93歳でした。 今後はどこで、どんな駒を動かすのでしょうか。
2006年12月28日(木)
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