 |
 |
■■■
■■
■ 思い立ったらチャイナタウン
昨日代休だった同居人がふと、「中華街行きたい」と言い出しました。天気も下り坂なのに、にわか成金の食欲魔人が押えきれない模様。 しかたなく下校途中の子どもにケータイで事情を話し横浜駅ホームで待機させ、そのままみなとみらい線で元町・中華街へ直行しました。
地上に出るともう真っ暗。 雨の港ヨコハマはそれなりに寒いです。 関帝廟の脇から大通りに入り、チャイナタウンでいちばんの老舗「聘珍楼」へ。 出掛け、念のために予約の電話を入れたら、忘年会シーズンのためたいへん混んでいるとのことでした。幸い5時予約だったのでそれほどでもなく、ゆっくり座ってお食事。子どもは前日TVで観た北京ダックに挑戦しました(もちろんお試し分量デス;)。この世のものとは思えないほど美味だったそうです。 その他帆立のニンニク蒸し、野菜炒め、海鮮おかゆなど注文。あたしは「最強メニュー」というチャーハンをいただきました。絶品でした。
ここは他のお店と比べ値段が高めなのですが、その分快適なサービスを受けられます。オーダーの丁寧さはもちろんのこと、濡れた傘は入り口でビニールをかけてくれるし、コートの着脱はしてくれるし、化粧室まで案内してくれるし。どっかのタウンミーティング並み?(苦笑) 黒チャイナ服のお兄さま方が目の保養だったりもいたします。
そんなこんなで贅沢気分を満喫しているうち、ビジネスマンと思しきおじさまたちが続々とテーブルに着いていきます。スーツの6人組は、まるで「黒烏龍茶」のCMみたいでした(大笑)。 ウクライナのユーシェンコ氏を彷彿とさせる外国人御一行が入ってくると、子どもがひそひそ耳打ち。 「ねえ、ここってもしかして治外法権? 携帯がずーっと圏外なんだけど」 お願いだから毒殺陰謀はやめてね;
お店を出る頃には雨もほとんど上がり、濡れた舗道を歩いて夜のチャイナタウンを楽しみました。 「なんかブレードランナーの世界みたい」 不思議なネオンサインが揺れる街に、学ラン姿の子どもは雰囲気ミスマッチで笑えます。 シャンパンの酔いがまわり、ぼんやりしていると 「テソー」 と、うっそりした声に呼び止められました。見ると、あちこちの軒先に手相占いのお店がたくさん出ています。呼び込み担当の青年は、ほとんど日本語ができないみたい。こんなところで迷子になったら、碁盤目のラビリンスから永遠に出られないような錯覚に陥ります。
8時には帰宅。 ポワロさんのDVD予約録画、ちゃんと回ってました。よかったよかった。
2006年12月14日(木)
|
|
 |