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■ M・ジャクソンが極秘来日してたので
本日のBGMは、シーラ・Eとチャカ・カーンとプリンス&ザ・レヴォリューションだったりいたします(どっかーん!)。
ったく1984年の暮れは、プリンス・ファミリーで非ずば人に非ずみたいでしたっけ。もちろんマイケルも前年度発売の『スリラー』がロングセラー驀進中でしたが、みんなQ・ジョーンズにちょっと飽きがきてた頃なのよね。 『パープル・レイン』でブレイクしたプリンスを見て、誰かが「立ち上がった爬虫類」と評したのが忘れられません。AMA授賞式後、荒くれボディガードのおかげで『ウィー・アー・ザ・ワールド』の収録に間に合わなかったのは、当時有名な話でした。
その後、90年代のベイビー・フェイスとの間を抜群の歌唱力で埋めてくれたのがアニタ・ベイカーっつーのは言い過ぎかな?(笑)アルバム『ラプチャー』なんか最高にイカしてると思います♪ 三部作以降が続かなかったのがイタイですけど。
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堀井憲一郎の『若者殺しの時代』(講談社現代新書)を読了。最近多いヒステリックな若者亡国論調ではなく、センチメンタルな散文詩みたいでした。でも言いたいことはよく分かる。 いいトシになったあたしたちがいつまでも若者であることを手放そうとしないから、下の世代は何のカテゴリも活躍の場も与えられず、ワリくったまま同情さえされないという結論は衝撃的ですらあります。
自分たちが真の意味で「若者」だったころが、記憶に鮮やかすぎるから。 「生き生きと老いていこう」なんてスローガン自体、若さへの敵愾心から生まれるものに違いなくて。
いったいいつから、若いことだけが素晴らしい世の中になっちゃったかな。
2006年05月29日(月)
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