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■ 病院で切れる#
付き添っていった総合病院のとある科、いつにもまして混んでいました。診察前の検査を終え廊下の長椅子で待つこと2時間。あまりに遅いので受付に確認すると「こちらの手違いでカルテがまわっていませんでした。後日再診しますか?」のひと言で切れまして。
「これから診察するとして、あとどれくらい待てばいいの?」 「30分はかかるかと」 「あっそう。じゃ時間つぶしてくるから、戻ったらすぐ診察できるよう準備しておきなさい。まったく失礼な話だこと!」
そして30分後、待機していた医師と看護士たちが最敬礼でお出迎え。
「再度ご足労おかけするのは申し訳ありませんので、お時間ありましたら本日採血と胸部レントゲンと心電図もいかがでしょうか」 「全部で時間どれくらいなの。おおよそ知っておかないとまたムダに待たされちゃかなわなくってよ」 「ただいま確認いたします……(電話中)心電図の方はすぐ受け付けできます」 「じゃそのあと採血、レントゲンと行ってくるから連絡入れておいてちょうだい」 「かしこまりました」
結局2時間ロスは出たものの1日で予備検査が終了し、それ以上暴れるのはやめました。患者本人はお医者に対して卑屈な遠慮があるらしく、借りてきたネコ状態なんだもん。あたしがカッカくるのもバカらしくなりまして。
流されてしまう自分の弱さを謙虚さにすり替え、他人を無神経だと見下すのは簡単だぁね。でも、そういう人は他人から同じ仕打ちを受けるのよ。
2006年05月24日(水)
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