日日雑記
emi



 バイオリンケースの中には…

もしかしてお人形が入っているのかもしれません。

昨日の夕刊にスーパードルフィーに関する記事が載っていました。
「好みのパーツを選びメークを施し、ドレスを纏わせれば世界でただひとつの自分の人形の出来上がり」を謳い文句に、1999年の発売以来熱狂的なファンを生み出しているそうです。

販売元が京都嵯峨野にある画家の旧別邸と記念館を買い取り、ファンの交流の場としてプレオープンしたイベントには「愛娘」「愛息子」をバイオリンケースに収めたオーナーらが全国からつめかけたそうです。
先日新宿のSRでもバイオリンケースがディスプレイされていて、雰囲気作りのためかと思ったら一種の「リカちゃんハウス」だと分かりビックリいたしました。

同じ記事に評論家種村季弘氏の意見もあり「人形ブームは病理学的な現象と結びつけられやすいが、それを批判したくはない」と語っています。
人形を抱くことで「永遠の少年少女」で在り続けたいと思うのは、テクノロジーの発達で若者でも簡単に欲望が叶ってしまうから。経験や鍛錬を重ねた末に理想を掴み取る大人にならずとも、欲しいモノはおカネで手に入れ自分は今のままでいたい…そんな心理的背景が潜んでいるようです。

ちなみにドールとフィギュアの違いは「布製の服を着せ替え櫛でとかせる髪を持つのがドール」「すべて硬いプラスチック素材でできてるのがフィギュア」だそうです。持ち主とのコミュニケーションを楽しむ点では、ただ飾って楽しむだけのフィギュアよりドールの方が奥深いとも言われるとか。

もう20年以上連れ添っているビスクドールは、なんだか瞳に魂が宿っているようで、あたしが死んだら一緒に焼いてもらおうと思ってます。だって置いていけないもの。こんな風に思ってしまうところがすでに、病理的なのかもしれませんね。

2004年03月27日(土)
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