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■ ひな祭り
我が家はお雛様がない家でした。 毎年ひな祭りが近くなると、お友達のおウチで七段飾りだのなんだのと賑々しくお人形が飾られるのが羨ましかったものです。そういえば弟にも五月人形とか鯉のぼり、なかったですねえ。
親の言い分は「引越しが多いからなるべく荷物は増やさない」でした。でも父の趣味の模型や書物、その他の玩具は増える一方だったのであんまり説得力ありません。多分出したりしまったりが面倒くさかったんじゃないかなーと睨んでいます(^_^;)。
あたしは母方の祖父母にとって初孫だったためいろいろ手をかけたがりましたが、母も譲らない性格で主義を通したようです。とにかく雛人形はナシとなった段階で祖母は孫娘の写真を握りしめ人形店に乗り込み、「この子とそっくりの姫人形を制作せよ」と職人さんにねじ込んだのでした。
かくしてガラスケースに収まった二対の人形(ひとつは藤娘仕様、もうひとつは町娘)が床の間に常設されたものの、「かく美しく育て」という祖母の願いは全く反映されず大きくなってしまいました。 お陰さまで節目節目の行事や催事に興味がなく、成人式も家でごろごろしていました。和裁上手だった祖母のお手作りの着物(何着あるのかも知らない)は、ほとんど袖を通すことなく実家の天袋に眠っています。
2004年03月03日(水)
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