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■ キラ
他の要素全部取っ払ってみれば、内部熟成閉鎖型終結したSEED。フレイと目が合って、ふうわり微笑んだ次の瞬間、ふたりの「間違った恋」は「永遠の恋」になった。
どんな策略やウソや偽善が隠されていようとも、その相手を選んだ時点で恋は恋。 不安と混乱と孤立から逃げるため唯一差し伸べられた(ように思えた)手にすがりついたときも、何かが違うと振りほどいたときも、思わぬ形で再会したときも、最優先されるのは「僕が彼女を」――それだけだったじゃない。 キラの心はいつも彼女とあったんじゃない。
途方もない理想を掲げ言の葉と鉄拳制裁を尽くすジャンヌ・ダークではなく、ただ自分の復讐のために都合のいい相手を手玉に取ろうとした卑近な女の子を、キラは土壇場で選んだの。
だってナチュラルとしての平凡で凡庸な日々を、知らずキラは望んでいたから。 それはきっとフレイがもたらしてくれると、キラは無意識に分かっていたから。 蜜月が過ぎてお互いのエゴが剥き出しになったり、夜中の大喧嘩で裸足で飛び出していったり、悲しくて寂しくてまた抱きしめあったり…そんな幼く愚かな、でもかけがえのない青春をふたりなら駆け抜けていけたはずだから。
初恋だけが特別で、二度目からあとはみんな同じ。 最終回観てこんな気持ちになるの、あたしだけかもしれない。
2003年09月28日(日)
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