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■ 「小学生ブーム」って何。
挑発的なタイトルと粗筋がやたら誰かさん(誰だろう/笑い)とかぶるんで、読んでみたのが「夜まで待てない。」(太田早紀/フラワーコミックス)。パパの再婚で女子高生の春香は義理の弟・司(小学生)と同居を始めるんだけど、この弟クンしっかり「男」でお姉ちゃん攻めまくるとゆーお話、トホホ。
「ぼくの地球を守って」あたりから、少女マンガでは女子高生と小学生男児のカップルが珍しくなくなりました(それはそれでモンダイのよーな気もしますが)。一般誌で堂々とヤオイや明るい近親相姦(たいてい姉弟)が連載されるんですから、義理ならナンでもよかろうって感じです。
しかしっ、はさんであった栞に「小学生ブームを巻き起こしたカリスマ小学生・司クン」なんて書いてあったひにゃーアナタ、あたしも少々胃が痛いのよ(T-T)。カリスマって何。第一「ブーム」って何なのだ。 ランドセル背負ってるガキにまで妄想飛ばすのがブームなんかい#
昔々「小学生の攻と大学生の受」っつーJ小説読んだ時、まず脳裏をかすめたのは「体格的な諸問題をどうクリアするのか?」でした。え、いまどきのガキは発育いいから関係ない?あーそーですか。でもいくら腐女子を持って任じるあたしでも、小学生はボーダー切ります。せめて中学生だろう! …って暮れも押し迫ってなに力説してんだか、自分(号泣)。
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…なのに。 あたしったら太田早紀マンガどあ〜っと買ってきちゃいました、今さっき。「夜まで待てない。」は現刊6冊+続編(?)「やっぱり夜まで待てない。」の計7冊出てます。あと「君はボクのもの」2冊。ええ、全部イケイケのエッチでした。しかも(くどいようだが)小学生男児が攻です。最後までイかないのが不思議なくらいの状況がこれでもかこれでもかと延々続きます…げっそり。
最近自分でも書くしで時々いろんなドリームサイトに遠征するんですが、割と多く見かけるのが↓こんなん。
「ねえ、オレのこと好きって言ってよ」(年下男の子・もちろん攻キャラ) 「…え、やだそんな恥ずかしい…」(年上ヒロイン名前変換可・少し頭が弱いらしい) 「じゃあいい、言うまで離さないから…」(容易に舌を入れてくる。同時にボタンをはずしにかかる) 「ああん、ダメ」(と言いつつ抵抗しない)
何の前後の脈絡もなくイキナリこれで始まって………終わる(何が)。これって純正やおいじゃん!と叫びたくもなりますわよ。なんでこんなのがやたらめったら多いのだーと思っていました。しかし今回太田作品を読んで理解しました。世の中こういうジャンルが既にきちんと(あたしの許可もなく)独立しておったのです!うわー(脱力)。 百聞は一見にしかず。あなたの知らない世界、是非一度堕ちてみてはいかがでしょう…アフターケアはできませんが。
2002年12月25日(水)
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