diary of radio pollution
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三十数年前の、三十路過ぎ。
休日、本を読んで過す。読んでは、少し寝て、起きて、また読む。幾日か過ぎ去ったような感覚に陥る。
休日も終わろうとしている頃、読みかけだった昔の雑誌に眼を通していると止まらなくなる。
自身が生れ、五ヶ月程経った頃に発行された雑誌。記事や広告が輝いている。好きな作家が、まだ存命だったり、今は無き会社の広告が掲載されていたりと、完全に夢見心地になる。
ほぼ読み終え、時計を見ると、午前四時前。
三十数年を一飛びして、明日で今年の文月も終えようとしている。
koji
radio pollution
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