| 2004年08月23日(月) |
夏休み【実家での日々】 |
久々の実家はやはり居心地がよかったです。家族に囲まれ、親類に顔を見せ、自分が暮らした街を歩くことができて、疲れがとれました。 ただ今回の帰省直後に祖母が入院してしまいました。東京で飲んでいるときに父から電話があり様子を聞きました。数年前にがんの治療をして以来、年ごとに具合を悪くし心配していたのですが、今回はどうやら状況がよくないようです。もし手術をすることになっても体力がない、とのこと。父の声の暗さが耳について離れないです。親父が兄弟では唯一の男であるため、親戚がらみで大変なようです、田舎ですから。そのせいもあって「おまえは新潟に帰ってこなくていい」「店をたたもうかと思う」と、常にオレを親戚の中に巻き込まないよう努力してきてくれました。でもさすがにこの年になってみたらそれに甘えてばかりいるわけにもいかんなー、と。何より、やっぱ親父を支えられるのはオレくらいかな、と。 ぼんやりと将来を考えていたけれど、急に重い現実に直面し、ようやく覚悟ができました。
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