「米ニュージャージー州のハンター2人が狩りに出た。1人が木から落ちてしまった。仰天した連れのハンターが携帯電話で『息がない』と緊急通報した。救急隊のオペレーターが『落ち着いて。大丈夫。まず死んでるのか確かめなさい』と声をかける。一瞬の静寂後、オペレーターの耳に1発の銃声。続いて、『死んでる。これからどうしたらいいの?』というハンターの声が響いた」 先日オンラインで「世界で最もおもしろいジョーク」調査が、イギリスの『ラフラボ』というWEBサイトによって行われた。前掲の一段は、その調査で1位になったジョークである。 ぶっちゃけ笑えねえ。オレにセンスがあるかどうか分からないけど、これは笑えねえ。欧州人やアメリカ人がこれで笑えるつーのは納得できないこともないけど、なんだかなーと思うよ。人を殺すジョークが世界で最もおもしろいってのはおかしいんじゃねえの?たぶん男の慌てた行動ぶりが笑いを誘うんだろうけど、それ以上に銃で殺す描写が印象強くて嫌な気分になる人もいるんじゃないかな。特に銃に触れる機会の少ない日本人はさ。 笑うことも泣くことも怒ることも、感情を表す行為をオレはすごく良いことだと思うよ。特に笑うことは周りにもプラスのエネルギーを与えることがあるから、オレが教える生徒にも、自分の子どもにも、よく笑うように教えたい。ただ笑っちゃいけない時もある。それは人の弱みを見たときとか人の死に際したときとか、そんなときに笑う人間にはなってほしくない。間違っても、こんな人を殺すジョークを読んで「世界一おもしれー!」なんて腹抱えて笑う人間にはなってほしくないね。 もちろんアメリカやヨーロッパとは文化に違いがあり、欧米同士のような連帯感も共通項も、それらの国と日本の間にはさほどない。だから笑いのつぼも違うんだろうな。それに日本でも残酷な漫画が流行ったりもするから、一概に欧米が悪いなんて言えないけどね。 「命の重さ」つーのは人間が生きていく上で必ずぶちあたる問題だと思うんだ。しかもかなり早い時期、そうだな中学生とか高校生くらいで考えるんだろうな。そのときに周囲の環境が悪すぎるとまずいんじゃないかな。例えば人を殺すことを軽く考える大人とか、残酷すぎる漫画、テレビ番組とか。ともすれば、今そんなものがあふれかけてる気がする。それと正反対の環境でいわゆる純粋培養を行うのもこれまた問題だと思うけど、あらゆる情報がある中で子どもが自分で「命の重さ」を知ることができたらいいな、と思う。押し付けとか強要とかそんなんなしで、子どもが周りの大人やテレビ、本を見て、自然に学ぶことのできる環境ができたらいいな、と思う。
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