2002年03月09日(土)


朝5:00に主人宅をあとにし、僕は群馬に戻った。
ランチもバイトが入っていたからである。
しかし、今日は"朝まで御主人様とマターリ"という具合にはいかなかった。

先輩(御主人様の心友)がやって来たのだ。

彼は、僕がいる時に限って「終電逃したから泊めて」と言ってくる。
以前の僕ならば、それを「わーい先輩だー♪」と喜んで出迎えていたし、昨晩もそうしていた。
そんな僕の考えが一変したのにはわけがある。
今日僕は御主人様にモーニングコールを頼まれていたので、バイトが終わった後に電話した。
だが、御主人様は、宅電ばかりか携帯にも出ない。
Cメールを送ってみたところ、「お出かけ中」と一言だけ返信があった。
その時僕は直感した。

二人で出かけてるんだ……!

僕の中にむくむくと湧き上がる何かがあった。
そしてこう確信した。
先輩は僕の強敵であると。



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