2002年03月01日(金)


旅疲れの回復もままならぬまま、僕は出かけねばならない。
今日は新居である新しいアパートの契約日なのだ。

先月10万もバイトしたし〜家賃安いし〜余裕。

そう思いきや、ふと思い出す。
「そういえば旅に出る前¥35,000下ろそうと思ったら足りなかったな…」

とりあえず手付かずの先月のバイト代を下ろす。
が、当然10万では足りない。
仕送り用の群銀から足りない分を下ろす。

…下ろせない。

僕は、財布の中に夏目と諭吉と新渡戸とを探しだし、どうにかきっちり、
てゆーか ぎりぎり契約金の用意が出来た。
こないだ手付金として一万円渡したが、もしその分が今回の請求書に含まれていなかった
場合、僕は恥を掻く事になるだろう。どきどきもんである。

しかしどうにか切り抜けて契約成立。
財布の中にも、銀行二つの口座の中にも、もう札はない。
あるのは中国の札と小銭、それに日本円の子銭がいくらかといった程度である。
さぁ、再来週の給料日までどう過ごす…。



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