昨夜は夫とプレゼント交換などした後、 シャンパンと生ハムでまったりイブを過ごした私たちである。 ちなみに、夫が購入してきたシャンパンを、
「モエシャン」
などと略してお呼びになりやがったので、 「『萌え単』と酷似した呼び方をするんじゃない」と、 軽くしめておいた。
で、クリスマス本チャンの今日。 プレゼントされた「名探偵ポアロ」のDVDを見ていたら、 夫に睡魔が降臨したようで、 ソファにばったり倒れこんでしまう。
コージ苑も少々眠かったので、 一緒に昼寝を決め込んだわけであるが、 私の中で昼寝というのは30分か、せいぜい1時間である。
30分後、コージ苑起きる。 夫寝ている。
1時間後、コージ苑起きる。 夫寝ている。
その後は、自分は適当に本など読みつつ、 傍らの夫が目ざめるのを待っていたら、
こいつは2時間半もの間ぐーぐーと寝息をたてていた。 確かに今日は聖しこの夜ではあるが、 星もまだ光っていないし、 君は御母の胸にいるわけでもない。 そして私は空腹である。 そして夢見るマッチを持っていない以上、 カレーライスやらコロッケやらの幻影も見られないのだ。
コージ苑が彼をたたき起こしたのを、 一体誰が責められようか。
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