出向コージ苑

2004年12月25日(土) 眠りの御子は

昨夜は夫とプレゼント交換などした後、
シャンパンと生ハムでまったりイブを過ごした私たちである。
ちなみに、夫が購入してきたシャンパンを、

「モエシャン」

などと略してお呼びになりやがったので、
「『萌え単』と酷似した呼び方をするんじゃない」と、
軽くしめておいた。

で、クリスマス本チャンの今日。
プレゼントされた「名探偵ポアロ」のDVDを見ていたら、
夫に睡魔が降臨したようで、
ソファにばったり倒れこんでしまう。

コージ苑も少々眠かったので、
一緒に昼寝を決め込んだわけであるが、
私の中で昼寝というのは30分か、せいぜい1時間である。

30分後、コージ苑起きる。
夫寝ている。

1時間後、コージ苑起きる。
夫寝ている。

その後は、自分は適当に本など読みつつ、
傍らの夫が目ざめるのを待っていたら、

こいつは2時間半もの間ぐーぐーと寝息をたてていた。
確かに今日は聖しこの夜ではあるが、
星もまだ光っていないし、
君は御母の胸にいるわけでもない。
そして私は空腹である。
そして夢見るマッチを持っていない以上、
カレーライスやらコロッケやらの幻影も見られないのだ。

コージ苑が彼をたたき起こしたのを、
一体誰が責められようか。


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