出向コージ苑

2004年02月09日(月) 加齢

人間を年齢で二分するとしたら、コージ苑は若い方に属する。
ということを今さらながら自覚したので、
ひと頃のように「トシとっちゃった〜」と言わないようにしている。
しかし、以前と比較して年を感じる瞬間も、確かにある。

今日は朝から頭痛に悩まされた。
寝すぎのせいだと思い、動けば治ると一日過ごしてみたが、
夜になっても頭は重いままだった。
更年期障害には早すぎるんじゃないのとぶつくさ言いつつ、
気休めに髪をとかしていた。

「ブツッ」と確かな手ごたえ。
あ、髪が抜けたと櫛を見ると、
輝くばかりの女の子が竹の中から、じゃなくて、
白髪がキラキラとついてきた。
それがもう、見事というほか無い太さと白さ。
自分の白髪には今までにもお目にかかってきたが、
いずれもなよなよと頼りなく、いかにもアルビノって感じだった。
それがどうよ、この立派さは。
ああ、遂に健康な髪も白くなる年齢になったかと、
コージ苑はそう詠嘆したわけだ。

さらに不思議なのは、その白髪が抜けた瞬間、
頭痛が嘘のように消えたことである。

…病根?
あるいはショック療法。

※※※※※

松尾スズキ『この日本人に学びたい』知恵の森文庫
根っから芸能オンチのコージ苑は、
エッセイ中に出てくる芸能人の名前の3分の1を知らず、
3分の1は名前だけわかって顔が思い浮かばなかった。
そんな自分は、この本のかなり多くのツボを逃したんじゃないかと、
それがちょっと悔しい。


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