ビン先生、エンジェル先生、七味屋氏とコージ苑でドライブ。 同行するはずだった零子嬢は、長旅の疲れが出たのかダウンしてしまった。 少々心配ではあったが、しばらく寝ているという彼女を残して出発。
当初、行き先はR市から1時間ほどのところにある町を予定していた。 そこ一帯は国立公園となっているため、 自然が大変美しい。 中世の城跡など巡って一日を過ごすのも良いだろう、と思っていたが、 残念なことに、どう見てもピクニック向けの天気ではない。 どよーんとした空、肌寒い気温。 これでは、せっかくの美しい自然も印象最悪。 どこかないか、曇り空にこそ映える観光名所は。
というわけで、お隣の国にある十字架の丘へレッツゴー。 暗雲立ちこめる空の下、林立する十字架の群。 ちょっとばかりホラーの香りただよう彼の地に、 今日の天気はうってつけであろう。
途中、適当な町で休憩を取りつつ国境を越えて1時間弱、 目指す丘が見えてきた。 コージ苑が以前ここに来たのは、去年の秋も深まった頃。 観光客もほとんどおらず、 十字架の間を縫って歩く自分の足音が、妙に耳についたのを覚えている。
しかし今は8月。 駐車場はほぼ満車で、ツアーバスも数台とまっている。 これだけ人が多ければ、怖いとか不気味だとか感じる余地はほとんどない。 しかも、到着した途端に晴れてきちゃったり。 何というか、ヒジョーに清々しい観光になってしまった。 まあ、風が強かったのが救いといえば救いだったが。
遅い昼食は、そこから更に南に行ったところにある町へ。 しばらく繁華街を歩いて目処をつけていたところ、 エンジェル先生のカンがビビッと働き、 割と混雑しているカフェに入った。 期待してメニューを見ると、ハンバーガー、ホットドック、フライドポテト・・・ ・・・あれ?終わり?? よくよく見ると、映画館に隣接した、 時間つぶしのためのファーストフード系カフェでした。 エンジェル先生の男のカン、大はずれ〜。
R市に戻って夜は、大聖堂で教会音楽のコンサート。 オルガンはなかったが、国立合唱団と地方の交響楽団の合同演奏だった。 今日がプレミア演奏だという一曲目は、 教会音楽というよりは、スペクタクル系映画音楽のようだった。 聖堂内は、さすがに音が反響しまくって大迫力。 今回は、ビン先生もご満足のご様子だった。
夕食は、大聖堂広場にある和食レストランで寿司を食べる。 午後には回復したという零子嬢と、Iさんも参加し、 総勢6人の日本人がわいわいと入店すると、 さすがに他の客の注目を集める。 メニューを見て、「Udunっておかしくなあい?」とか、 「Misoshiroになってるよ、言った方が良いよ」とか、 妙にチェックが厳しいところはさすがに日本語教師というべきか。
ともあれ、和やかに談笑して今日はお開き。
|